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コレ見て!真実を知ってパレスチナを助けて!イスラエルを逮捕して!→https://daitenshiurieru.hatenablog.com/entry/2017/10/27/NESARAfromLadyNADA【ガザ大虐殺とネタニヤフ、ハマスの公式声明と真実、一なるものの法、NESARA法、オバマ、9.11、闇の政府…】(*2023.11.24.変更遅いご免.)

アセンションへの入門(アセンション教室1日目) by サナンダ (1990)

 

f:id:daitenshiurieru:20180130170052j:plain “クリスタルの階梯”の教室3日目(クラス3)「束縛からの解放」を打とうと思ったんだけど、んだども、あたしは最初から読んでるからいいけど、あたしと同じようにこの本が面白く、また、肉体をもったまま次元上昇をしたいかたにとっては、一日目から読みたいよなと思い、先回省略したけど、やっぱ、少し打っとこうと思いました。 

 以下、エリック・クライン Eric Kleinさん著 “クリスタルの階梯(The Crystal Stair)より転載させていただきます。

 

 クラス1アセンションへの入門――サナンダ

 

あなた方とこのようなひと時を過ごせることをうれしく思います。私はサナンダです。私はあなた方の行く手に待ち受けている素晴らしい冒険を紹介するためにやって来ました。この一連のクラスは、あなた方自身がある意識体として長い間地上体験をする中で認識してきたことを、いま一度確認するために開かれたと言った方がいいかもしれません。ですからどうぞ楽な気持ちでリラックスして聞いてください。

 まず、アセンションへの入門過程からご紹介しましょう。第一回目のクラスというのは私たちにとって、いつも大変むずかしいものです。伝えなければならないことが多くあり過ぎて、どこから話し始めてよいかわからないくらいです。しかしあなた方からの疑問にもお答えしながら、なぜ現代という時期に生を受けているのか、またアセンションについての必要な情報についてお知らせしていきたいと思います。

 

 現在はまれにみる特別な時期です。いま地球に起こりつつあることは、地球誕生以来初めての出来事です。これは地球がまさに変わりつつあるということのあらわれでもあります。今こそあなた方の目の前に、より高度な意識体へと飛躍できるチャンスがあるのです。これについて、ある人は今までの人生で何かしら意識してきたかもしれません。また自分なりに意識を広げ、人生の中で光や愛を見出したり、真理を希求し魂の成長を早めるような経験を重ねてきた人もいるでしょう。それは以前にもまして強力なエネルギーが地球に降ろされている結果でもあるのです。私がまずここでお伝えすることは、地球の変革の完成、ゴールについてです。それはこれから一連のクラスのなかで次第に明らかにされていくでしょう。

 あなた方は果てしない成長や様々な感情の過程を、すべてこの地球の上で体験しているわけではありません。これはより大きな映像の一部であり、完成へと向かう成長の一過程なのです。そして今この時期にきて、私たちは全宇宙の創造主である神の特別な配慮により、あなた方の様なライトワーカー(光の使者)やスターシード(地球の変革を助けるために他の天体より地球にやってきた魂)達に呼びかけをしているのです。あなた方は、自己の本来の姿、すなわち高次元に存在する神としての意識体へ戻ってゆく成長の一過程にあることを知る最初の人々です。そして自己本来の姿に戻ることこそがアセンションと言えるのです。

 

 それでは「アセンション」とは何でしょうか。一言で言えば、それは自己の内なる意識が想像もつかない程の飛躍を体験することです。そして今の三次元から、五次元もしくはより高次元の意識体へと飛躍することなのです。三次元の世界では、見るもの、聞くもの、味わうもの、経験するもの、すべてが個体として現れます。すなわち三次元は個体の次元です。そしてこの三次元に、より四次元的な要素である思考、理念、感情などと言ったものもつけ加えたいと思います。すべてがこの惑星界に存在しているのです。五次元もしくはそれ以上の高次元とはもっと精妙な波動、すなわちより高い周波数の世界なのです。プリズムでたとえるなら、きらめく白光はプリズムを通してさまざまな波長の色の光を生み出します。あなた方が住んでいる三次元世界とは、あたかも肉眼で見える光のスペクトルの範囲内のようなものです。しかしそこには目に見えない光のスペクトルも存在しています。アセンションとは、この肉眼で見える光のスペクトルの範囲を突破することです。宇宙の本質はさほど変化するものではありませんし、物理学の法則もそれほど変わる訳ではありません。しかしあなた方の意識を拡大させ肉体の波動を高めていくことで、三次元では見えなかった様々な色が見えるようになり、高次元へと移行することが可能になるのです。

 

 そのプロセスにおいて必要なことは、先ずあなた方が自己の内側にひそむ潜在能力に気づき、その力を高めていくことです。潜在能力はあなた方の奥深い意識の中にしっかりとひそんでいたのです。今までのあなた方は、限られた知性しか使ってきませんでした。瞑想や霊的な力を通じてそれらの潜在能力を多少感知している人でさえも、やはり限定され枠づけられた意識の内側でしか生きてくることができませんでした。

 自己の本質である内在する神と一体化した存在であるアセンションを終えた私たちは、自分の意識の中で知的能力を100パーセント使うことができます。しかしあなたがたはまだ10~15パーセントぐらいの知的能力しか使っていないのです。なかには20パーセントぐらいの能力を使っている人もいるかもしれませんが、それでもその人の意識にはまだまだ多くを開発する領域があるのです。それはまさに祝福です。そこにはあなた方が知っているよりも、もっと大いなるよろこびがあります。宇宙の創造主である神との一体化を感じ、たえずその愛に満たされることは至福のよろこびであり、平安なのです。

 アセンションした存在とは、大いなる飛躍をとげ、少なくとも五次元以上の意識を自分のものとしている人々をさします。そのような存在たちは生死の枠組みを超えた魂の永遠性を自分のものとして知っており、意識は死によって消滅するのではないという事を実感しているのです。そこには老いというものはありません。アセンションした高次元マスターたちの肖像画を見れば、彼らはどの時代にも同じ年齢で現れているのが分るでしょう。わたしも二千年もしくはそれ以上の時を経てもあまり変わっていません。つまりアセンションとは生と死からの解放であり、みずから高次元へ移行することによって、この三次元世界におけるありとあらゆる制限から自由になることなのです。

 

 この変革は、選ばれた少数の人々のみを対象にしているのではありません。アセンションは惑星的スケールで起こりつつあります。近いうちに今回生を受けている人類すべてが体験することです。あなた方はまず最初にこの変革について知り、興味を持った人々なのです。ですからあなた方にとって、既に選択の余地はありません。あるのはただ時期の選択だけです。これは私が新しい自動車をあなた方に売ろうとして、あなた方がそれを買おうかどうしようか決めるといったようなレベルの問題ではありません。それは当初から定められており、結果として起こっていることだと言えましょう。あなた方がもしこの意識の飛躍の第一波に参加することを望むならば、変革に向かって心を開きその準備をしなければなりません。

 

 では、一体なぜあなた方が第一波でアセンションするのでしょう。この時期にまだごく少数の人しか変革を受け入れる準備が出来ていないのはどうしてなのか、あなた方は疑問に思うかもしれません。なぜあなた方は意識を広げ、未来の展望へと照準を合わせているのでしょうか。その答えは、もともとあなた方がいくぶん波動の高い世界から来ているからです。あなた方はライトワーカーであり、他の天体からこの時期の地球に転生することを自ら選択したスターシードなのです。あなた方が信じても信じなくても、あなた方は大変進化した存在です。何千年も前に高次元の状態を離れ、この惑星の変革を助けるために三次元の肉体に生まれることを選んだ、美しく勇気ある存在なのです。

 今やあなた方はより大きな自分の源に気づく時です。そして自分自身が個人としての思考や人格を超えた存在であり、限界づけられた枠組みを超えた存在であるという事に感謝しはじめる時です。その様な存在であるあなた方だからこそ、最初にアセンションの情報を得て未来の展望へと照準を合わせることができるのです。多くの人々が既にアセンションについての情報を耳にしながら、何らかの理由により眠りから覚めず、未だにそれを信じることができないでいるのです。しかしいずれ彼らの番もやって来ます。今はあなた方の番なのです。

 さて私たちはこの一連のクラスの中で、自分を高めたいと望むあなた方に、あなた自身の高次の自己を目覚めさせ、また本来の貴方は個人の人格やこの人生の経験を超えた存在であることが理解できるように働きかけていきます。それによってあなた方は自己に対する固定観念の枠組みを取り払い、拡大した自己を体験し始めるでしょう。さらに私たちは、あなた方の本質である宇宙意識を感じるよう働きかけます。あなた方は次第に自己本来の姿を強く感じるでしょう。その一方で私たちは、あなた方が自己の本質である宇宙意識と切り離された意識を持たないように、また、いわゆる地球上の体験と呼ばれる三次元世界の泥沼の中に自己を見失ったり無力感を感じたりすることが無いように、たびたびあなた方を援助していきます。そうすることであなた方は、より高次の自己を実感するようになっていきます。このプロセスは数々の祝福に満ちた、重要な学びの道なのです。

 いま私たちの話に耳を傾けてくださるあなた方を祝福したいと思います。これはいわゆる講演や講習会ではありません。生命の本質へとまっすぐに突き進むためのクラスなのです。ですからあなた方はこのクラスを経験しただけで、おのずと変わっていくことでしょう。

 

 さて、今起こりつつある変化の流れは今までとどこが違うのでしょうか。どうしてこの時期に強力なエネルギーが降ろされているのでしょう。それは地球自体が五次元生命体へアセンションするために変革の胎動を起こし始めているからです。三次元的な今迄の社会制度はまもなく終わりを告げるでしょう。今あなた方が住んでいるこの地球と太陽系全体に、想像を超えた大変革が起きるのです。この地球の構成要素である原子や分子からはじまって、地球上に存在するありとあらゆるものはより高い波動へと変容し、まもなく太陽系ごと五次元へ移行します。あなた方に選択の余地がないと申し上げたのは、そのような理由によるのです。今という時期にあなた方が地球に存在している事には特別な意味があるのだという事に気づいてください。あなた方はずっとこの時期を待ち望んでいたライトワーカーたちなのです。

 あなた方はこの地球で転生を繰り返す間に、実に様々な人生を経験してきました。一市民として最善をつくし、時には迫害を受けたこともあったでしょう。偉大な指導者として崇められたり、ヨギや瞑想者として修行に励んだことも、あるいは魔女だったり、ものを顕現させたりして神のエネルギーを降ろす導き手だったこともあるかもしれません。あなた方は多種多様な人生を、どれも成功のうちに生ききったと言えるのです。

 しかしそれでも総じて言えば、あなた方がこの地球にやってこようと選択した時点から、この地球は私たちが希望したような速度とスムーズさでは進展してこなかったのです。そこで本来の計画に立ち返る為に少し後押しが必要になりました。というのも、殆どのスターシード達がすっかり深い眠りに陥ってしまったからです。世界中が眠りこんでしまい、多くのスターシードがいまだ目覚めてはいません。地球全体が眠りと混沌のオーラに包まれてしまっているのです(注:これは1990現在)。真理の光はまだ地球をおおいつくしてはいないのです。そこで歩みを早めるために、大きな努力がなされています。

 

 ですからあなた方には自己本来の姿、内在する神性を顕現させる可能性に気づいてほしいのです。そしてあなた方は過去のある時点でこの仕事に参加することを決めた高次の存在であったことを、どうか思い出してください。

 今こそ、あなた方は内在していた目覚まし時計に起こされるのです。「アセンション」という言葉を耳にしたり、それに関する情報に触れることで、あなた方の内にある目覚まし時計が突然鳴りだします。「これは私自身のことだ」と内なる声がささやきます。あなた方の中には、この時期に目覚める様なプログラムが既に組み込まれていたのです。したがってこの三次元の世界でどんなことが起ころうと、宇宙の高次の存在が貴方方の意識を引き上げようとする時は、決して置き去りにされることはありません。

 時は至り、ついにあなた方はいま揺り起こされつつあります。そして目覚めかけているのです。これからは、やらなければならないことが沢山あり、次々と新しい体験が待っています。ここで私は、少しアセンションに至るプロセスについてお話ししたいと思います。アセンションに関する更に詳しい情報は、次のクラスでアシュター・コマンドが伝えてくれるでしょう。

 今の地球は、アシュター・コマンドはじめ地球外にいる高次元マスターたちから膨大な援助を受けています。実際、数多くの宇宙船がこの地球に飛来しています。彼らは高次元の存在なので、あなた方の目やレーダー、スペースシャトルからは見ることができないのです。しかし、これだけはお知らせしておきましょう。今、地球を取り囲む空間は、長い年月にわたり地球を見守り続けてきた高次元マスターたちでいっぱいです。彼らは地球と人類がアセンションできるよう働きかけているのです。

 

 では、アセンションのプロセスとはどのようなものでしょう。あなた方は輪廻転生の体験、つまり魂を肉体の中に置いて定められた年月の人生を送り、死を経験して肉体を離れては再び地球に戻ってくるというサイクルにすっかり慣れてしまったのです。肉体を離れた魂はその間、四次元空間のどこかに行きます。魂は天国や地獄を何度も体験してきました。しかしそのたび、魂は再び肉体へと戻って来たのです。その理由は、この肉体こそが五次元へ移行する為に必要な乗り物となるからです。今この時期に肉体を持っているという事の重要性がお分かりいただけるでしょうか。

 あなた方が体験するアセンションも、私の場合とほとんど同じ過程をたどるでしょう。あなた方は肉体を捨て去って高次の意識に移行するのではなく、肉体もろとも変容するのです。肉体を構成している原子や分子構造の全てが変質し、五次元へと飛躍するのです。したがって、もはやあなた方は死ぬ必然性が無くなります。これはよい知らせです。人類は今まであまりにも死に慣れすぎてしまって、死ぬことがすっかり当たり前になってしまいました。しかしアセンションを終えると、もう死ぬという経験はなくなるのです。

 

 実際のアセンションの経験では、あなた方の波動は微細で精妙なものに高められ、その結果もっとも高い意識の状態に達したとき肉体が地球上から引き上げられ、そこで光の波動を発している乗り物へと導かれます。この乗り物とは、宇宙船と言い換えたほうがわかりやすいかもしれません。私がアセンションを達成した時も宇宙船の中へ入っていきました。

 あなた方が辿るアセンションのプロセスは私の時と同じですが、あなた方はかつて私がたどった試練や困難を同じように経験する必要はもうありません。なぜなら私がかつてアセンションを達成したのは、あなた方人類すべてのためだったからです。あなた方がたどることのできる道を開いておいたのです。わたしは長い間あなた方が来るのを待っていました。何千年もかけて手掛けてきたことが今ここで成就するのを目の当たりにして、私たちはよろびにたえません。何千年にもわたり、アシュター・コマンドはじめ他のマスターたちの働きがあったのです。彼らもまた何千年もの間、この時を待ち望んできました。私たちはまもなくアセンションを終えたあなた方と再会できることを、心から楽しみに待ち受けています。

 また私たちは、人類の大半の人々とともに極めて重要な仕事をする機会が目前に控えているという事もお伝えします。そのためにあなた方は引き上げられるのです。それを上昇もしくはアセンションと呼んで差しつかえありません。この二つの言葉は同じような意味ですが、上昇とは肉体が引き上げられることを、そしてアセンションとは五次元もしくはそれ以上の高次元に移行する体験を意味します。

 アセンションは肉体が引き上げられるとすぐに起こります。つまり上昇とアセンションは二つの面を持ったひとつのプロセスとみなしてよいでしょう。これはあなた方にも起こることですし、私たちはそれを実現できるように働きつづけているのです。これは無限に愛を与え続けている創造主と、地球上で闇と混乱に巻き込まれながらも愛と真理と光を求め続けてきた人たちによって可能になったことなのです。

 あなた方がこのアセンションを真実として受け止めることができるなら、アセンションに向けて準備を始めてください。ここでの一連のクラスによって、あなた方の意識が広がっていくことを願っています。わたしたちは様々なレベルから働きかけをしていきます。言葉の限界はありますが、あなた方が、アセンションを達成できるよう最善を尽くします。あなた方の意識や心やチャクラの覚醒をうながし、バランスを取り戻してアセンションの準備ができる様にしていきましょう。

 

 このアセンションは三段階に分けて繰り広げられます。それは見事な計画と言えましょう。もちろん最終目標は、地球上のすべての人が今回の人生で高次元への移行を経験することです。それは容易なことではありませんが、私たちは準備のできた人々が一人でも多くアセンションを達成できるよう、あらゆる援助の手を尽くしています。いずれにせよ、三回のアセンションのうねりが起こります。その三回のうち、第一波と第二波でアセンションする人の多くは、もともと高次元の存在ですが今はこの地球に来ているスターシードたちなのです。私たちは彼らが本来の自己の使命に目覚め、アセンションに乗り遅れることのないように願っています。第一波の実現は差し迫っており、今やできるだけ早く起きることを私たちは待ち望んでいます。それは早ければ早いほどよいのです。

 第一波でいち早くアセンションを成し終えた人は、覚醒した意識体として、つまり高次元マスターとして再びこの地球に戻ってくる機会が与えられるでしょう。そして人々に真理を伝え、奇蹟と言われるようなことを起こし、驚くべきメッセージを伝え、人類全体の変革を推し進めます。それが本来の使命なのです。今迄あなた方は三次元の渦に巻き込まれ、その枠の中に閉じ込められてきました。しかし、今こそ三次元の枠組みを超越し、はるかに高い視点から人々を目覚めさせる時なのです。

 

 第一波の人々には多くの選択の機会があり、様々なことが可能となります。アセンション後、高次元マスターとしてライトボディ(光体)の状態で地球に戻ってくることもできます。その時のあなた方はもはや不死です。自分の意志で物を物質化したり反対に非物質化したり、また宇宙船と地球の間を瞬時に往復し、さまざまなものを創造し、病を癒したりといった、多くの素晴らしい能力を持つのです。あなた方にすれば、それまでこれほど多くの人の注意をひくことはなかったでしょう。しかしあなた方がこれから成し遂げようとしていることは、人類全体に多大な影響を及ぼすことになるのです。

 私たちは、あなた方がマスターとして地球に戻り、人類に大きな影響を与えることを望んでいます。アセンションを完了した時点で、あなた方は否定的な心や疑い、恐怖、お金などといった自分を制限する枠組みからすべて解放され、本来の完全さを取り戻すのです。今まで貴方を覆っていたベールがはがされるのです。しかし、これはあなた方の選択です。決して強制されるべきことではありません。私たちはあなた方の多くがそれを選択することを願っています。

 あなた方がスターシードとして第一波でアセンションした場合、アシュター・コマンドの宇宙船団の一員として活動することも可能ですし、あるいは魂の源へと帰還することもできます。あなた方は各々異なった場所、意識、レベル、霊位、次元からやって来ています。あなた方が望むのであれば、その源へと帰ってゆくことができるのです。もしあなた方がこの地球上で居心地がよくないとか住みにくいと感じているのであれば、それには相応の理由があるのです。それは喜ばしいことと言えましょう。なぜならその様な居心地の悪さを感じたからこそ、あなた方はより良い状態を望み、意識を開き続けてくることができたのです。

 素ひて今や、あなた方はもう無駄な努力なしに望んでいる以上のものを受け取ることができるのです。

 

 さてここで私は、現在活動している白色同胞団(グレートホワイトブラザーフッド)と多次元にわたる宇宙の階層(Hierarchy)について簡単にお話ししたいと思います。白色同胞団については耳にしたことのある人もいるかもしれませんが、これはアセンションを終えた人々による援助のための共同体です。またアシュター・コマンドとその宇宙船団についても耳にしたことがあると思います。彼らを総称してアセンションした高次元マスターたちと呼んで差しつかえないでしょう。それらの間にはほとんど差がありません。白色同胞団に属する存在の多くは、何度も肉体を持ち地球に生まれた経験があります。彼らはだいたい地球上での人生を何回か経験したのち、この地球での仕事に携わることを決めたのです。この美しい地球は、これほど多くの次元から支援を必要としているのです。私たちはこのように組織的な構造の中で活動しているのです。宇宙の創造主から発せられた指示は、様々な方法で多次元に渡る宇宙の階層に伝えられます。その中で私の地球における任務は、アシュター船団や白色同胞団といったすべてのマスターたちの組織の最高責任者をつとめ、限りない愛の架け橋の役目を果たすことなのです。さらにこの時期、大勢の天使たちの応援もあります。大天使ミカエルと彼の仲間たちも、地球を支配しようとする闇の力を浄化し、地球を守り変革を助けるためにやって来ています。

 

 すでに地球上では様々なことが起こっています。物質レベルにおいても、いちどきに多くの問題がもっと明確な形で表面化してくるでしょう。地球自体が五次元に向かって変革を始めると、地震や火山の爆発などの天変地異がより頻繁に起こる様になります。大きな天変地異の起きる頻度は今後ますます高くなっていくでしょう。これは地球が変革していくプロセスの一部であり、避けがたいことなのです。(注:これ1990現在、大きなのない…)したがってあなた方はこれらのことから逃れることはできません。しかしその経験を経ることによって、人々は今までとはまったく異なる意識の目覚めを獲得することができるのです。多くの人が自分の生に疑問を持ち始め、より意識が開かれていく一方で、恐怖やパニックにおちいる人々もいることでしょう。しかし私たちは少しでも多くの人々を死の体験から救い出し、地球がこのサイクルを完了できるよう援助するため、ここにやって来たのです。未だかつて誰も経験したことのない、信じられない様なことが起ころうとしています。

 あなた方にはぜひ、これらのことに対して無関心な傍観者でなく、積極的な参加者となってこの大いなる道に貢献して頂きたいのです。その道とは、三次元の世界で生きるために放棄してしまったあなた方の自然治癒力や神としての性質など、さまざまな力を取り戻すことなのです。それは眠っている残りの85パーセントの脳細胞を呼び覚まし、あなた方の原子を加速させ、数多くの転生をくりかえしながら長く目覚めることを待ちこがれていたすべての意識を、アセンションによって思い出すようにすることです。私たちはその様な道へとあなた方をご招待しようとしています。

 

 ここでこの道を進むにあたり、あなた方に求められる条件をお話ししなければなりません。たしかに条件はあるのです。ただしこれはかつてアセンションを成しとげたマスターたちに求められた必要条件に比べれば、はるかにゆるやかなものです。

 まず第一に必要なのは、神あるいは神的体験についていくらかでも理解し受け入れていること、そしてあなた方の心を神である高次の自己に向かって開いておくことです。それをどう説明し、どう表現するかはさほど重要なことではありませんが、自らの創造主である高次の自己の存在に気づくことこそ大切なのです。自分自身をできるかぎり無条件に愛するように心を開いておかなくてはなりません。それによって初めてあなた方は、見るもの出会うもののすべてを無条件に愛することができるようになります。つまり愛の放射体になるのです。あなた方の多くはすでに美しく輝いていますので、これは今さら言うまでもないことでしょう。それでもやはり、これはどうしても必要な条件なのです。

 アセンションのプロセスのすべてを、今あなた方がすぐに把握することは難しいかもしれません。それを科学的に理解しておく必要はありませんが、アセンションについての情報を記したものに“The Keys of Enoch”という本があります。この本は地球の変革やアセンションのプロセス、宇宙の高次の存在や他の天体からやって来たマスターたちの行動について詳しく書かれたものです。

 しかし私がすでにお話したことを理解しておけば、それ以上の情報はさほど必要ではありません。なぜなら一番大切なことは、愛するということを知的に理解するのではなく、心から愛を感じ、地球に起こるあらゆるプロセスを素直に受け入れることだからです。そして何より必要なのは、この地球上での魂の成長を成し終えて神とひとつになるという自分自身の熱望を思い出すことです。あなた方が心からアセンションを望み、それに身を任せることができるなら、アセンションの第一波がやって来たとき、あなた方はたとえ睡眠中であってもアセンションすることができます。偉大な聖者やヨギになる必要はありません。

 今もし瞑想をしていないひとはぜひ瞑想を実践してください。また既に瞑想している人はそれを続け、さらに集中力を深めていってください。完璧な悟りに到達する必要はありませんし、限られた時間でそれを達成するのも無理なことでしょう。あなた方はすでに聖なる域に達していますので、ことさら新しい自分をつくり出す必要はないのです。自分の新しい側面を開発するというよりも、むしろあなた方本来の姿に立ち戻っていくのだということをただ理解すればよいのです。そうすれば自然に心と意識からベールがはがされていくのがわかるでしょう。この気づきは必ずあなた方の中で起こります。この一連のクラスの中であなた方が疑いや混迷といった障害に妨げられることなくアセンションに向かえるよう、その為の情報や経験をお話ししたいと思います。それでもあなた方の中に疑いは生じるでしょう。もしまったくここでお話ししている情報について何の疑念も抱かないとしたら、その人はもう人間の枠を終えた存在であり、すでに三次元の人ではないのです。

 地球の変革などどう考えても信じられないと思っても構いません。この地球の変革を証明する為に私は多くの情報と自分の経験をお伝えすることができますが、それでもあなた方の中には「それが本当に可能だろうか」とか「そんなことが起きるのだろうか」といった疑いの念がたえないことでしょう。しかしそういった疑いを無理に払いのける必要はありません。心の中に疑問を抱きながらでも、アセンションを体験することはできます。あなた方の疑問は、アセンションを体験する中で学びによって解消します。何よりも優先して、先ずは自分を愛することから始めてください。なお“On Eagle's Wings”という資料は、きっとあなた方に良い参考になると思います。

 では質問を受けましょう。どうか固くならずに聞きたいことを何でも質問してみてください。チャネリングというコミュニケーションの方法には限界がありますので、私があなた方の質問にすべて答えられるというわけではありませんが、できるかぎりのことをお答えしていきます。

 

 (*以下から質問コーナーですが、沢山省略します🙇。)

 

Q ツイン・フレームとは何でしょうか。

 

 ツイン・フレームとは、あなた自身の魂と源が等しい存在でありながら正反対である、魂の分身を意味します。また、あなたの高次の自己のもうひとつの姿と言ってもよいでしょう。いわばそれは生命の源である創造主から、あなたとまったく同じ時期に分れ出た存在なのです。あなたとあなたのツイン・フレームは生命の源から一対の組み合わせとして生まれてきました。もしあなたが今回女性として生まれたのであれば、完璧で理想的な伴侶である男性の分身が存在するのです。

 アセンションのひとつの局面として、ふつう自分のツイン・フレームと再結合します。それはすばらしいプロセスです。あなた方の内には、ツイン・フレームと再結合し理想的なつながりをもって愛を成就させたいという強烈な願望があります。このような願望こそ、他の人とつながりを求める気持ちの源となっているのです。あなた方は心のどこかで、自分が全く自然でいられる理想的な伴侶がいることに気づいています。その理想的な伴侶がツイン・フレームなのです。ツイン・フレームは貴方と完全に同調する存在であり、ある次元ではあなたの一部分なのです。

 あなた方のツイン・フレームはしばしば今生では肉体を持たず、高次元界で働いています。そのような場合にはアセンション後にそのツイン・フレームと再会することになるでしょう。今、地球上で完璧な伴侶を探すのに苦労している人は、それ相応の理由があるのです。それはこの次元にはいないのかもしれません。しかしあなたが霊的成長を遂げるに従い、ツイン・フレームとの間に磁力の様なものが働き始め、互いをある一定の地点まで引き寄せあうのです。もしアセンションの時点で二人が共に肉体を持っていない場合、合体はアセンションが起こった時点で完了します。これがごく簡単なツイン・フレームの説明ですが、これだけでも本が一冊書けるくらいの情報があります。ツイン・フレームとの再結合はとてもすばらしい体験です。

 また、あなた方には魂の家族があります。霊的な成長の段階を進むにつれ、特にアセンション後にあなた方はこの魂の家族と深い結びつきでつながるようになるでしょう。その家族たちは、あなたと同じ時期に同じ空間で創造されましたので、同じような特徴を持っています。それらの人々と再会すると本当の家族に中にいるということが感じられるでしょう。しかし、あなた方の魂の家族のほとんどは、この三次元の地球世界にはいません。貴方の魂の家族のメンバーは、あなたがアセンションを終え、そこで再会して再結合するのを待っているのです。あなた方はこの線ションを経ることで、自分は本当は誰なのかということと、この魂の家族について詳しく知る様になります。

 それは夢から覚めて、夢の中の自分とは違った自分に気づくようなものです。例えば朝、目覚めたとき、不思議な夢を見たと感じることがあるでしょう。しかし三十秒も経つうちに、もうまったく普通の意識、いつもの自分の人格に戻っています。アセンションの体験もこれと似ています。あなた自身が三次元の肉体を持ちながら、本来の高次の自分と結びついていることが実感できたとき、今までの地球上での生活が夢の様なものであったことに気づくのです。

 

Q  あなたは「アセンションがまもなく始まる」と言われました。時間を特定するのはむずかしいかもしれませんが、「まもなく」とはどのような意味でしょうか。

 

 アセンションの第一波の枠を、今から三週間以降、五年以内と申し上げましょう。私はその間に起こることを確信しています。アセンションの時期を決定する為の色々な条件があるのですが、それらは刻々と変化しています。その変化しつつある条件は誰にもコントロールすることはできないのです。それは私にもできません。そのコントロールの最終決定は創造主によって発せられるのです。

 私たちは、一人でも多くのスターシードが第一波でアセンション出来るように希望しています。アセンションの第一波を、私たちは信念の飛躍と呼んでいます。第一波の人々は私たちからのメッセージに耳を傾け、私たちが現れたことや自分の信念を受け入れる以外、これといって特にすべきことはありません。第二波、第三波でアセンションする人は、既に第一波を経験した人々と会うことができますので、目に見える体験が可能となります。

 したがってその正確な時期を言い当てることは不可能なのですが、今年中に起きる可能性も無いとは言えません。今あなた方にしていただきたいのは、いつでもアセンションできる準備をしておくということ、そして地球上にいる間は最後の一瞬まできちんとみずからの責任を果たし、地球上での生をまっとうすることです。今のところあなた方がアセンションを成就するのが五年以上先になるとは思えません。

 あらゆるものの根源である創造主は、可能な限り多くのスターシードを集め、第一波で一人でも多くの人がアセンションできる様にぎりぎりまで待っているのです。この地球上をできるだけ多くの高次元マスターで満たす為には、一人でも多くの人がアセンションを終え、再び地球に戻って来て活躍する必要があります。したがってあなた方が望む以上に時間がかかっているのは、私の考えでは創造主が最後の限界まで待っているからなのです。第一波の人数が多ければ多いほど、次に続く人の数も増えるのです。

 くりかえしますが、第一波と第二波でアセンションする人たちはおもにスターシードです。なかでも第一波の人達はより意識の覚醒したわずかな人々です。残りの大多数は第二波でアセンションしますが、そこにはスターシードでなくても準備のできている人々が参加することを私は望みます。そしてアセンションの第三波が起こるのは最後の時です。

~ *この後の部分省略します。1990年現在と今現在(2018年)では事情(タイムライン)が違ってタイムリーじゃないかもだで… ~

 

Q 私自身まだ色々と自分を浄化する必要があると感じていますが、自分の浄化を終える前にアセンションが始まってしまったらどうしようと思うと落ち着かないのです。

 

 すばらしい質問です。貴方が指摘した感情体の浄化とヒーリングとは、まさにこのクラスの中で集中的に扱っていくことなのです。あなた方は過去世から今日に至るまで、感情体を持ちつづけています。その中には過去世で経験した様々な否定的な思いや恐怖、ある種の混乱状態が記録されています。程度の差はあるにしても、あなた方の誰もが感情体に傷をもっています。自分の浄化や瞑想を続けてきた人達は既にかなりの傷を浄化しましたが、そうでない人達はさらに努力する必要があります。

 ここであえて言いますが、自己変革をするのに特に長い時間を要するとは限りません。アセンションに際しては、必ずしも精神的にも感情的にも100パーセント浄化されてる必要はないのです。ただ浄化されていればいるだけ、アセンションのプロセスを容易に通過することができるのです。しかし、もちろんアセンションの機会は誰にでも与えられていることに変わりはありません。

 私たちはあなた方に奇蹟を働きかけるつもりでいます。

 ~ 中略 ~

 自分に何ができるのかを考えるのではなく、すべてが可能なのだということを前提として、自分のやりたいこと、なりたいものを選択していってください。あなた方は心の中で、自分はアセンションそる為の準備もできていないし、その価値もないと思っている反面、ぜひアセンションしたいとも思っているでしょう。そのどちらも選択できるのです。ですから「ぜひアセンションしたい」という望みで自分の内側を満たしておいてください。基本的に必要なのはそれだけです。あなた方は今回私たちに出会ったように、これからも色々なことに出会い、様々な体験へと導かれていくことでしょう。そこには何ひとつ偶然というものはないのです。

 私たちは枯れてしまった木を集めているのではなく、美しい存在を呼び集めているのです。そしてその存在こそあなた方です。あなた方は様々なガイダンスを受けとるでしょうし、また瞑想に関することも何でも質問してもかまいません。チャネリングによる個人セッションも可能です。このチャネラーも喜んで協力してくれるでしょう。私は今後も貴方方とあらゆる方法を通して対話できるよう最善を尽くしていきます。

 

Q 随分前から宇宙船を見たと言う人がいますが、それは貴方方の乗っている宇宙船を見たのですか。それとも三次元の物体を見ただけなのでしょうか。

 

 まず、地球を取り巻く場所には、アセンションした高次元マスターたちやアシュター・コマンドの様な神格化した存在とは別に、他の地球外生命もいることを述べておきます。その地球外生命には、霊的レベルの低いものもいますし、また地球に対して中立的で、単に科学的な興味から地球に近づくものもいます。

 ときには三次元で物質化したアシュター・コマンドの宇宙船を目にすることがあるかもしれません。これは私たちの計画の一部なのですが、将来アシュター・コマンドの宇宙船団が一群となって地球上空を覆うでしょう。それは地球からの最終撤退の時です。しかし彼の船団は普段は五次元に留まっているため、殆ど目には見えないのです。アシュター・コマンドはかつて地球上の指導者たちにコンタクトを取りましたが、残念なことにそれらの人々はアシュター・コマンドと意見を交換したり、その情報を公開するほど柔軟な姿勢はとらなかったのです。したがってアシュター・コマンドがこの三次元に姿を現すには多少の危険が伴うのです。

 ところで地球外生命の飛行物体に対しては注意深く対処し、あまり関わりを持たないほうがよいでしょう。もし飛行物体を見たとしても「アシュター、どうかわたしを連れていって下さい」などと言ってむやみに近寄らないほうがよいでしょう。もし連れて行ってくれても、それがアシュター・コマンドのところとは限りません。中には秘密結社と同盟を結んで地球に混乱をもたらそうとする存在もいます。しかしアシュター・コマンドは強力な力を持ち、そのような地球外生命をも啓発することができるので、時が来れば彼らを導くこともできます。

 もしあなた方が宇宙船を見たら、そこにとても高い波動を感じるかどうか、自分の心で感じてみてください。… 略 … あなた方は驚くかもしれませんが、地球外生命の中には感情体を持たないものもいます。つまり愛の経験がまったくないのです。体から放射される光で、それがどういった存在なのか見分けがつきます。またあなた方が地球外生命に出会っても、恐怖を感じる様な体験はしないと決めれば、そういったことは起きません。

 

Q 地底の世界には地球上の全人口に相当する人間がいるのですか。

 

 その通りですが、必ずしもそのすべてを人間とは呼べません。彼らも進化の過程にあり、人類がこれから直面するような進化と同じ体験をするでしょう。

 

Q 雪男とはそれらの人々のことなのでしょうか。

 

 いいえ、違います。彼らはかつて宇宙船でよく大気圏に入って来たのですが、アシュター・コマンドや他のマスター達の様に異次元間を行き交うことはできません。宇宙に存在する生命体についてお伝えするのはアシュター・コマンドの役目ですから、のちほど彼が答えてくれるでしょう。

 いうまでもなく、すべての宇宙にわたって生命は存在します。… 略 …

 宇宙の高次の存在に導かれ、アセンションを終えてその恩恵に浴した時、あなた方はそれらの荘厳さと美しさに感動することでしょう。そして何より神の創造活動の意図を理解できるようになるでしょう。

… 省略 …

 ですから今、この時期にアセンションに焦点を合わせることが重要なのです。アセンションはあなた方にとって、次なる目的に向かう新たな第一歩になるのです。あなた方は地球に生を受け、祝福されたライトワーカーなのです。ですから自分の中に限界を設けたり、自分は間違っていると思うのはやめてほしいと願っています。

 

Q あなたが地球上でイエス・キリストとして肉体を持たれていたとき、結婚したことがありますか。私の友人の一人はかつてイエス・キリストと結婚していたと言っているのですが。また、あなたは今ツイン・フレームと一緒にいるのですか。

 

 私との結びつきを強く感じる人は沢山いますが、結婚という形式をとったことはありません。現在私のツイン・フレームは他の天体にいますが、互いに感知しあっており、あるレベルでは一緒にいると言えます。しかしアシュター・コマンドやあなた方と一緒にいる時はその限りではありませんから、もしあなた方が望むのであれば私にプロポーズすることもできるわけです。私はいつでも愛の講義に出かけることができます。あなた方全員と、できるだけ多く再会できることを望んでいます。

 

Q この部屋にあるあなたの肖像画は正確ですか。

 

 それは私の五次元体であるライトボディとよく似ています。あなた方も自分の五次元体を知りたいとは思いませんか。アセンション後は若い時の体を身につけます。つまりほとんどは二十代前半までの姿をしています。そしてそれは変わることはありません。またこういうこともあります。あなた方ライトワーカーの子供たちもまたアセンションしますが、するとあなた方と同じくらいの年齢になります。つまりのその時点であなた方の親子関係は終るのです。

 

~ 省略 ~

 

 それでは残念ながらお別れする時がやってきました。ここで私たちが分かち合ったことを、日々の生活の中に生かしていってください。そしてこの話をゆっくり考え、これからの大冒険に参画することを決心していただきたいと思います。

 瞑想を通じてガイダンスを求めるようにすれば、きっとあなた方の心の中でお会いできると思います。心の中にこそ真理は見出されるのです。

 

 以上で転載、終わりです。

 やっと打てた感謝です。"(-""-)"v

 昨日、打ちながらまた読んで、肉体を持ったまま次元上昇アセンションしたいしで何でもできるようになりたいとあらためて思いました。

もうどういうときアセンションするだっけ?なんだけどね (* .*)?

 皆、気づいてはいなくても、この肉体を持ったままアセンションするのが目的で生まれて来てるだもんなと、これまで想像を絶するほど残酷で狂気なこの世界もいっときのことだし、この最終目的のために皆がネガティブを出すためなんだろうなと、以前より平穏にというか感情移入しないでこの世界を見れるようになったかなぁ…この本で? こないだね (´・ω・)?

 こんな長いのによくここまで目を通してくれましたね? 感謝です。

 お疲れ… てないね? はい。

 ではまた、お元気であられますように。"(-""-)"v

                 草々。2018.02.16.ウリ.

 

 

 

『ハトホルが語る宇宙人と人類の諸相』 “新・ハトホルの書” Hathor(ハトホル)、トム・ケニオン著

 

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   本物の宇宙人さんがインターネット上でテレパシー教室(SandiaETさんページ↓)

Home - Official First Contact

をやってくれるような時代になり、近いうちに待ってた良い事とかありそうで嬉しいだけど、多次元世界のことやエネルギーについての知識が不可欠にもなってきました。

 本物の地球外の宇宙人さんがインターネット上だけど姿を現してくれたということで、アタシちょっと舞い上がってたかなと、責任を感じるとこあり、“クリスタルの階梯”より先に、このハトホルさんたちからのメッセージをUpした方がいいなと思いました(本を手に取って開くとこのページというサインもありましたので)。

 では、以下、トム・ケニオンさん著 “新・ハトホルの書”より転載させていただきます。

 

  ハトホルが語る宇宙人と人類の諸相

 

チャネリングについて

 

 まず何よりも、姿や肉体のない存在による情報だからと言って、それが人間による情報よりも価値があるとか優れているなどと自動的に決めてかからないでください。肉体を持たないことは、その存在が賢明であると言う決め手にはならないからです。

 体がなくても目覚めていない存在はたくさんいますし、私たちもそうした存在にしょっちゅう出くわします。しかし情報の識別にあたっては、人の持つ二つの基本的な力を使ってください。感じる力と、考える力すなわちあなた方の言う洞察力や判断力です。

 たとえどんな存在やチャネルから真実として聞かされたことであっても、鵜呑みにはしないでください。

 あなた自身の心でそれをどう感じるか、真実であると感じられるかを見ていただきたいのです。感性のフィルターを通したら、その次には論理的に考え、理性的に見極める能力を使ってください。

 与えられた情報を何でもかんでも、ただ受動的に真実だと受け入れてしまわないことです。情報を慎重に吟味し、その性質が持ちこたえるかどうかを見てください。さらにあなたの日常でそれがうまく機能するかどうかを確かめてください。このことは、わたしたちがお伝えする情報すべてについても当てはまります。

 

ハトホル評議会

 

 わたしたちは数百万人の文明に属する、十名の個性を有した存在です*。わたしたちの職業は、地球で言う医師、科学者、それに複数名の教師と歴史学者です。さらに、あなた方なら神秘家あるいは哲学者と呼ぶようなメンバーも一人いますが、本質的には私たち全員が神秘的ないし哲学的資質を持ちあわせています。その様に、私たちのグループには非常にバラエティに富む多様な視点が存在しているのです。

 わたしたちは兄弟姉妹である人類を愛しく大切に思っています。そしてこの惑星に途方もなく大きな変化が起きつつあることを感じ、それを確認しています。あなた方は新しい意識の次元へと生まれ変わるプロセスのただなかにあります。わたしたちの文明も同じプロセスを通って今に至っているため、時空間の扉(ポータル)を通過し、より広大な現実へと誕生する時の痛みを、私たちは体験的に知っています。そのため、情報を分かち合い、あなた方の一助となることを選択したのです。わたしたちのこうした思いは、あなた方への愛と共感、そしてあなた方人類とともにいられることの歓びから発しています。

 わたしたちは、あなたが記憶を取り戻す鍵となるような見解や実用的な方法をたずえています。また、わたしたちの言葉にも、読む人々を活性化するようなエネルギー・シグネチャーが含まれています。

 

 (著者注)*『ハトホルの』の情報を最初にもたらしたグループは十人から成っています。実際には十三人ですが、うち三人は一歩退いたところで証人としてこの交信の過程を見守っていました。その三人はハトホル評議会の長老たちで、当初のコミュニケーションには直接関与していません。今回、この本の改定作業に私とともに取り組んでしてくれたのは、長老たちの長であり、私が師とあおぐエノムという存在です。彼は旧版の内容を入念にチェックして、より明確にわかりやすく敷衍(ふえん)してくれました。高次の意図と明晰さの剣によって、最も適切な情報だけを残し、そこに澄んだ光を注いでくれたのです。したがって本書は、言ってみれば大長老エノムとの共著と呼べるでしょう。

 

ハトホルの身体的特徴

 

 わたしたちは美しく印象的な風貌をしています。しかしそのなかにも個人差はあります。身長はだいたい三メートルから四メートル余りというところですが、それより高かったり低かったりもします。頭は比較的大きめで耳も大きく、頭髪もあります。髪は後方へ梳(す)き上げています。地球人類の標準身長よりもはるかに上背があるため、手足もそれだけ長くなっています。既にお話ししたように、わたしたちの本来の姿は(あなた方と同様に)光です。しかし、わたしたちの意識がより密度の濃い存在レベルに移ったときには、光の体は物質的身体として現れます。

 古代エジプトで、わたしたちの容姿に関する認識は描写する職人によってまちまちでした。それは、わたしたちとじかに接したり、透視能力によってわたしたちの姿が見えるかどうかによりました。(特にファラオ時代以前の)古代エジプト釈明期においては、私たちは実際に地上に降りていた磁気もあり、当時、ハトホル意識のエネルギーとともに活動していた人々は、透視能力を使えばわたしたちが物理的に存在していることがわかったのです。つまり、わたしたちは地上をあちこち移動しながら人々と意識の交流をもったのですが、その姿を確認できたのは透視能力のある人に限られていたということです。わたしたちは当時も今も、あなた方のように血肉を持った物質的身体を実際に有しているわけではありません。

 わたしたちの存在をはっきりと認識することのできた有数の職人たちは、とても正確にわたしたち彫像を神殿の壁や石柱に刻みました。とりわけ柱頭のものはよくできています。しかし長い歳月の間に地球の密度が濃くなり、それとともに人類の透視能力も低下していったため、次第に人類は過去からの伝承に頼らざるを得なくなりました。それゆえ、わたしたちとじかに接触できなくなっていた後代の職人は、自分達の解釈を様式化するようになっていきました。

 

 (著者注)本書のカバーの写真はエジプトのデンデラにあるハトホル神殿の外側の中庭で撮影したもので、この像はハトホル女神を描写したものだと現代のエジプト考古学者に見なされています。ハトホルたちによれば、それは(周波数を下げて人の姿を取った時の)かれらと明らかな類似点があるそうです。

 

ハトホル文明の実相

 

 わたしたちはいわば、ある周波数の帯域幅に存在しており、それによって一定の内的姿勢、つまりある感情パターンの整合性を有しています。その帯域幅には、一定の整合性を保つことなしに留まることはできません。

 したがってわたしたちは一つの文明として、その領域に棲んでいます。それでも、わたしたちにも個人差はあります。意見の違いや、アプローチの仕方や技能の違いがあり、明確な個性を持っています。

 みなさんの多くが、意識レベルが高くなるにつれて全員が同じになると考えていることを知り、興味深く思いますが、でも実際にはそうではありません。

わたしたちは愛と歓びの周波数に暮らしています。その周波数は、自身のエネルギーの仕組みを把握し、それに働きかけることによって身に着けたものです。本書に掲載されているエクササイズはその際にわたしたちが用いた方法のいくつかです。

 わたしたちは人類が肉体をもって地上に現れた時代よりもずっと古くからこの周波数に達していますから、一つの文明あるいは集合意識として、この周波数域を身につけ、維持してきた長い歴史があります。ですからここに到達するにまつわる数々の困難に関しては、理解できるというだけでなく、その真価がはっきりとわかるのです。それで今この時期に、わたしたちの意見や見解を伝えに来ているのです。

 わたしたちの文明にはそれぞれに個性を持つ、何百万という存在がいます。

 あなたがたのように、わたしたちも多様に重なり合うエネルギー場をもっています。わたしたちの意識をその中の一つに移し、そのエネルギー場を自分と同一視するなら、自らのエネルギーがそのエネルギー場に融合します。したがって、もし意識を人の姿のエネルギー場に合わせれば、古代エジプトのハトホル女神像の様な身体的な形をとることになるでしょう。しかし、わたしたちが意識をよく使うのは、もっと高次のエネルギー場においてであり、そうした状態にあるわたしたちは輝く光の体として見聞されることになります。

 

 (著者注)ハトホルたちが周波数を上げると、とりわけ九次元から十二次元においては、かれらの体は複雑な幾何学形に輝く光となります。

 

形と振動

 

 わたしたちはみずからを体のある存在として経験しています。特に人に似た形をとっている時には、あなた方と同じように互いに触れあうこともできます。しかし、あなたがわたしたちを見ようとしても、透視能力がなければ見えないでしょう。

 わたしたちの高次元における姿は、あなた方の三次元のそれと比べてあまりに振動が速いため、あなたにとっては事実上、目に見えないのです。

 それはちょうど飛行機のプロペラの様なもので、停止している時にはそれぞれの羽が見えても、回り始めて加速すると見えなくなるのと同じことです。回っていると、ぼんやりと円盤のように見えますね。でもプロペラの羽はもちろんなくなったわけではなく、回転のスピードが速すぎて見えなくなっているだけなのです。

 

神秘学派

アトランティスとレムリアの崩壊

ハトホルの影響

  ~ 省略 ~

 

無数の宇宙とエネルギー場

 

 あなたがたの三次元宇宙は、無数に存在する宇宙の一つにすぎません。わたしたちの出身地はいわば「非物質的」で、その宇宙は主としてエネルギーと光と音から成っており、人類が三次元世界で体験するような物質は基本的に存在しません。わたしたちの世界を構成する「粒子」は、人類の基準からすれば、極めて淡いものです。あなた方の宇宙では約九十九パーセントが空間ですが、わたしたちの宇宙はそれよりもさらに個体性に乏しいのです。

 このような説明は奇妙に聞こえるかもしれませんが、そもそも宇宙は幾何学的に配置されています。超空間的な見方では、それぞれの宇宙がある種の球体ないしドーナツ型に閉じ込められたような状態なのです。それらは列状あるいは螺旋状に並んでいて、方法さえわかれば、別の宇宙にポンと飛び込んだり飛び出たりすることもできます。

 あなたの体が三次元空間の何処に位置するかは、地球上の座標(緯度と経度)を確認すればわかります。そして三次元空間における地球の位置は、太陽そのほかの天体との関係から特定されます。それは天の川銀河の渦巻きの腕の部分に当たる特定の領域に位置しています。穴の側銀河にしても、あなた方の宇宙にある何千という銀河の一つに過ぎず、それぞれの銀河は他のあらゆる銀河との間に三次元的な空間関係を有しています。したがってあなた方の三次元宇宙では、何か、あるいは誰かの位置を特定する為には、空間的な位置が極めて重要になるのです。

 ところが、非物質的な超空間ではそうではありません。非物質的な世界における位置は、空間によってではなく、思考と感覚が結びついた精妙な意識特性によって決まります。言い換えれば、誰かと交信したいときに、その人の空間的座標は必要ないという事です。わたしたちはただその人を思い浮かべ、そのかたわらに自分がいるのを感じます。すると倍音共鳴の諸法則により、わたしたちの意識の一部がその人を見つけるのです。こうした能力はあなた方にもあり、それを発達させるかどうかの問題に過ぎません。

 あなた方の宇宙とわたしたちの宇宙との間には、二つの通路しか知られていません。非物質的である超空間から三次元世界へは、シリウスのような扉(ポータル)ないし入口を通るか、あるいは物質自体の基層を通って入るかです。時空間や物質の基層に入ると、同時にあらゆる場所に存在することのできる偏在性と、あらゆる次元に広がる多次元性とをあわせ持った意識層に接触することになります。

 あなた方の宇宙の基層、すなわち地球の物理学者の言う量子場と接触するプロセスは、意識そのものの働きによってなされます。やり方はともかくとして、原子内部の粒子のまわりに浮かぶ「ミクロの扉」を通ってこの世界に出入りすることができるのです。しかし、わたしたちがあなた方の宇宙に入るのに使ったのはこの経路ではありません。数回の例外を除き、わたしたちはシリウスの銀河の扉を通って貴方方の物質宇宙に入っています。

 

ホログラフィックな宇宙

 ~ 省略 ~

 

観察者たちはどうやって地球に来るのか

 

 観察者たちはとても面白い現象を使って地球にやって来ます。

 なかには意識をシフトさせて時間と空間をたたみ、物理的に地球に来なくとも、意識の一部を地球に実際に存在させることのできる者もいます。また、アストラル旅行と呼ばれる移動手段を見出した文明の存在も、地球の精妙な領域に来ています。

 勿論、あなた方の言う宇宙船を使って物理的に移動することを可能にした文明もいくつかあります。彼らの宇宙船は物理的な装置には違いありませんが、地球で使われる宇宙船という言葉の意味にはあまり当てはまらない乗り物です。その他にも、まだまだ秘儀的な方法があるくらいですから、宇宙のこの象限への到達手段はいかにバラエティに富んでいるかお判りでしょう。

 天の川銀河のこの腕において重大な何かが進行中だと言うニュースは既に発信されており、それが多くの活動を喚起しています。

 

サナート・クラマ

 ~ 以下 省略 ~

 

 以上で、転載、終わりです。

 (肝心のUpしたかった箇所が出てこんので探してただけどないだよ…

別の本かなぁ?前のハトホルの書なのかな? なのでこのへんでもうヤメる)

 探してた箇所は、ネガティブな存在全般と言う意味だったと思うけど、例えば「グレイ」、グレイの絵のついたTシャツを着たり、フィギアを飾ったりとか(あと忘れちゃったけど)すると、なんかグレイに意識を占有されちゃうんだって書いてあったよ?

 肉体をもってない存在のなかには、肉体が切実にほしい存在もいるそうで、人間のプラーナ管(チャクラんとこかな?)のとこだったかにくっついて生命エネルギーをとってる存在もいるとかあったし…気をつけてくださいね?

 ではまた、お元気であられますように。

                草々。2018.02.06.ウリ.

 

 

 

アセンションのプロセス(アセンション教室2日目) by アシュター・コマンド (1990)

 

 近いうちに(今日はブルースーパームーンしかも月食だしね?)やっと目に見えるかたちでいいことが起こりそうな気もするし、その時なんなのこれは?っとビっくらしんように、もう随分前の本でタイムリーでないかもだけど知らない人もいるかもしれんし(有名な友好的高次元の宇宙人さんとかがとても身近に感じれるいい本だよ?)、で“クリスタルの階梯(The Cryatal Stair)”をUpすることにしました。

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  1990年1月に、Eric Kleinさんは、サナンダさんより、アセンションをテーマにしたクラスをチャネルしてほしいと依頼されたんだそうだ。でクラスの間にアシュターさんから、開いたクラスの中から最もよいものを抜粋して本にしたらと提案されたんだそうです。

 では以下↓、“はじめに”と“クラス2”の転載です。

 

 クリスタルの階梯

 

 序 省略。

 

 はじめに                サナンダ

 

 今やすでに多くの情報が提供されていますが、この本においてもチャネリングによってさらなる情報を提示いたします。私たちはこの情報が公になり、今地球に起こっている大いなる転換の助けとなれるように願っています。

 アセンション、すなわち高次元への移行とは、常に三次元世界に住んでいる人間にとっての究極的なゴールであり、また三次元の存在としての最終結果でもあります。現在地球に起こっている変革は、宇宙の進化から見ればめずしいことではありません。これは多くの惑星においてすでに起こったことであり、神の創造活動を通して新たに進化する時に起きる、惑星まるごとの変化なのです。

 ここに提示されていることは、今この時期に繰り広げられるドラマの中で果たさなければならない役目がある人々を強力に援助する為のものです。この情報が、あなた方にとって心からの喜びと興奮を引き起こす引き金となり、この変革を受け入れたいと思うなら、実際に自ら参加できる可能性があることを心に留めておいてください。また、もしこの「地球の変革」に関する情報に恐怖を感じるなら、どのような誕生のプロセスにおいても、大いなるよろこびを迎えるためには短時間の生みの苦しみが伴うことを思い出してほしいと思います。

 そうです、新しい地球が生まれるのです。地球自体が力強く五次元へと変身していくとき、一緒に五次元へ移行することを決めた人々は、新しい誕生を体験するのです。この出来事の重大性を人類の言葉で表現することはとうていできません。一人一人が内在する神性を素直に認め、宇宙から放射されている無限の愛の波動の中で、各々に合った場を自分のものとしてください。

 

 クラス1アセンションへの入門――サナンダ  省略。

*「クラス1・アセンション入門」やっぱ後でUpしました→

アセンションへの入門(アセンション教室1日目) by サナンダ (1990) - シリウス・峠のランプ 大天使ウリエル

 

 クラス2アセンションのプロセス――アシュター・コマンド

 

 私はアシュターです。この大切な時に、愛と情報を分かち合えることを大変うれしく思います。どうぞリラックスして気分を楽にしてください。

 今回は、なぜ私たちが宇宙船団を組織してあなた方とコンタクトしようとしているのか、また私たちの目的は何かといったことについてお伝えしたいと思います。のちほどあなた方が疑問に思っている事にもお答えしていきます。

 

 既に今回私たちが計画しているアセンションについて、大まかな説明はお聞きになったと思います。これはイエス・キリストすなわちサナンダの計画によるもので、私たちはその導きのもとに働いているのです。この任務を説明するにあたり、先ず私とアシュター宇宙船団の役割について少し述べておきましょう。

 今あなた方は地球外からやって来た高次元マスター達に見守られていますので、どうか心を楽にして下さい。もしかすると地球が変革するという事を初めって聞いて、あなた方はショックを受けたかもしれません。ですから私はあなた方を安心させるためにやって来ました。私の頭にはツノもありませんし、肌が緑色というわけでもありません。外見はあなた方人間と全く同じなのです。人間は他の天体にも存在しており、地球だけに存在しているのではありません。創造主である神は人間をみずからの姿に似せて創られました。したがってその人間が他の星に存在していたとしても不思議はないのです。

 私たちアシュター船団は高次元波動で作られた宇宙船で、全銀河系宇宙を自由に行き来しています。天使の大軍やいろいろな天体にいる人々と協調関係にあります。私たちは地球と地球上の人々の意識の進化を助け、それを見守る使命を持って、数千年前からここに来ているのです。私たちは肉体を持つ人間として活動したこともありましたが、今はおもに霊的存在として働きつづけています。

 あなた方はやがて私たちの宇宙船団を実際に目にする日がやって来るでしょう。しかし今はまだその時期ではありません。(注:この本は1990年現在なので、今はその時期だと思う?) 私たちは今、五次元の世界にとどまっています。あなた方は、私たちの何百万もの宇宙船や、地球にやって来ることを志願した天使たち、また光の大軍や高次元マスターたちに見守られているのです。私たちが自分の波動を三次元に調整しなければ、あなた方は私たちを見ることはできません。しかし私たちはここにいて各々の役目を果たしているのです。今や私たちの仕事は倍増し、多くの宇宙船が地球のまわりで人類のための働きかけをしているのです。

 このような私たちの働きかけは、様々な分野に及んでいます。現在地球はアセンションに向けての成長過程にあるので、地球上の人類の意識を目覚めさせることが私たちのおもな仕事なのです。具体的には、テレパシーを感知できる人々に眠っている間にメッセージを送ったりトレーニングしたりしているのです。そういった人の数は日に日に増してきており、そのネットワークもどんどん広がっています。ところで、ここで「私たち」というのは、アシュター宇宙船団と白色同胞団に属する高次元マスターたちを指します。私たちは一つの共同体として働いています。マスターたちは各々専門分野は異なりますが、全体が調和し強調しながら働いています。ときにはあなた方と同じように遊んだり楽しんだりすることもあります。私たちはそれぞれが自由でありながら、同時にとても高度に組織化された共同体なのです。

 

 私たちは人々の霊的成長を促すためにメッセージを送り続ける一方、この地球がバランスを保つように働きかけています。最近まで私たちは地殻のプレートの断層に沿って、地殻の変動を阻止するために働きかけてきました。現在のところ地殻の大変動は沈静化されていますが、少し地震が発生しています。これらの変動は起こるべくして起こっています。私たちは、我々の科学技術の力をもってできるだけ地球の自転を助け、きたるべき南極と北極の極移動で起こる地軸のぶれを調整しようとしているのです。同時に、全宇宙を貫いている創造主の光ができるかぎり多く地球上に降り注ぐよう働きかけています。特にエネルギー・グリッドと呼ばれる、一種のエネルギー網に働きかけをしています。それをあなた方の言葉で説明するのは非常に困難ですが、エネルギー・グリッドとは地球を取りまく経線の様なもので、様々なエネルギーの渦のポイントを繋ぐものです。私たちはこれらのエネルギー・グリッドを利用して地球上に降り注ぐ神の光の質と量を調整しています。既に述べたように地球は現在とても危険な状態にあるので、そのバランスを保つために働きかけているのです。私たちは地球がアセンションするための準備に、そして人類の意識の向上を手助けするためにあらゆる手だてをつくしてきました。

 

 地球がアセンションして高次元化するということは、地球自体の波動が高まるということです。その結果、地球は様々な変化、ときには劇的な変動が起こるでしょう。しかしこれも避けることのできない進化の一過程なのです。この地球は今かなり危機的な状況にあるので、私たちはまず一人一人の波動を高めるために特に強く働きかけています。なかでもスターシード達に対しては、可能な限り接点を持てるようあらゆる試みをしているところです。それははるか遠い過去に私たちの仲間だった人々であり、いずれ私たちと再会することになっています。そして私たちは、魂の覚醒に心を開いている地球上のすべての人たちに手を差しのべています。心の中に愛の意識を持っている人々は、私たちが放つ光を感じ取り、私たちからのメッセージを受け取っているのです。

 

 私はあなた方とともにいることに深いよろこびを感じます。このようにチャネリングを通して私たちと接するのは初めてという人もいるでしょう。しかし過去のある時点から。ずっと私たちはあなた方を見守り続けて来たのです。あなた方は地球上において霊的な成長が進み、きわだった存在です。したがってあなた方はその強力な輝きで、どこにいようと私たちの視野から外れることなく見守られているのです。私たちはあなた方に愛を贈り、またあなた方を待ち受けている素晴らしいプレゼントをともに分かち合うために、こうしてコンタクトしています。今こそ互いを祝福する時です。この情報と新しく降ろされるエネルギーを、自分自身のために役立ててください。

 そうすることによってあなた方の生はますます祝福され、愛とよろこびが満ち溢れ、あらゆることがとても前向きに見えはじめるでしょう。あなた方は今まで、いく度もの人生に渡って繰り返し否定的な思いやエネルギーに取り囲まれてきました。それらの古いパターンを、あふれるほどの愛で洗い流していきましょう。それは洗脳とはまったく異なります。私たちと接触し成長の一過程なのです。すべてを愛が癒してくれます。私たちがここに来たのも、かつて地球上に現れた全てのマスターたちが示した愛をあなた方とともに分かち合うためなのです。

 

 イエス・キリストは私たちの最高司令官です。私たちには多くの仲間がいますが、特に大天使ミカエルと協力し合っています。多くの存在が全宇宙の様々な場所から地球にやって来て、この計画に参加しています。私たちは尽きることのない愛の中にあり、それを地球上の人々と分かち合いたいのです。ですから創造主が新しい秩序と世界の創造を定めたこの地域に、はるか遠く離れた宇宙から最も必要とされる時期にやって来ました。そしてあなた方のアセンションの手助けをしていきます。

 

 さて今回のテーマである、あなた方のアセンションにおける私たちの役目についてお話ししましょう。アセンションには精神科学や愛、特に意識の成長に関連した高度の科学技術が必要となります。私たちの高度な科学技術の例として、マーカバと呼ばれる異次元空間を行き来できる宇宙船、すなわちエーテル体の飛行物体があります。今、地球のまわりは宇宙船団でいっぱいです。私たちはあなた方とコンタクトを取りながら、あなた方がアセンションする時に援助できるのを待っています。

 

 あなた方は肉体ごと私たちの宇宙船に引き上げられ、そこでアセンションが完了します。アセンションにあたり、私たちの援助を受け入れている人は、肉体が引き上げられたとたん宇宙船に迎え入れられます。受け入れの準備がまだ完了していない人は、恐怖や混乱を感じるかもしれませんが、それでも私たちのもとへ引き上げられます。その時には天使に導かれていると感じるかもしれません。実際、天使とほとんど差はないと言えます。

 

 前回サナンダがお話ししたように、志願者の数が充分集まった時点でアセンションの第一波が起きるでしょう。(私:第一波っていつだったのかね?どうなったんかね? 地球はもう次元上昇したと思うけどね?)現在、私たちは第一波でアセンションする人たちに照準を合わせています。エネルギー・グリッドに焦点を合わせ、そこから地球とそこに住む人類にエネルギーを送っているのです。それによって地球のオーラを浄化しています。地球の感情体のオーラには否定的な感情や考えが蓄積されていますが、あなた方の目にはこれが大気汚染と映っています。私たちの働きかけが増せば増すほどあなた方の行く手をさえぎる汚染の層が薄くなり、アセンションがより容易になります。

 アセンションを受け入れ、その準備の整った人が一人でも多くなることを私たちは希望しています。サナンダよりアセンションの概要について説明されましたが、それが第一波であっても第二波であっても、説明どおりの経験をするでしょう。あなた方はエーテル体と肉体を持った人間として、そのまま宇宙船に引き上げられます。宇宙船に迎え入れられると、次の使命を選択する機会があります。高次元マスターとして地球に戻ることもできますし、故郷の星に帰ることもできます。つまり天使になったり宇宙人になったり、普通の人間やマスターになったりできるのです。つまりあなた方は、自分自身がもともとそうであった自己本来の姿である高次元の意識体とひとつになるのです。

 

 あなた方は宇宙船に着いたとき情報が提供されますので、そこでその後どうするかを決めればよいのです。私としては、高次元マスターとして再び地球に戻ることがあなた方の魂の飛躍になるのではないかと考えています。しかし他にもたくさん選択の余地があるということと、決めるのはあなた方だということは言うまでもありません。もしマスターとして地球に戻ることを選択した場合は、それに必要なトレーニングを受けることになります。地球の自浄作用である大変革の期間は、人類はみな宇宙船に引き上げられるか、あるいはどこかに去らねばなりません。あなた方が宇宙船でトレーニングを受けはじめると、さまざまな不思議な体験をすることでしょう。また、ある母船では祝賀会も開かれるでしょう。

 あなた方がその時を待ち望んでいるように、私たちもまたあなた方と再会できる日を待ちきれない思いです。あなた方の中には私たちを超えた存在になる人もいます。ですから私たちを神として崇める必要はありません。むしろ兄や姉のように思ってほしいと思います。

 

 もしあなた方が望めば、アセンション後に宇宙船内にとどまることもできます。あなた方を迎えるのは巨大な宇宙往復船で、乗降口もあり、アシュター船団のひとつです。現在はこの上空に待機しており、そこは情報を伝達する場となっています。三次元世界の枠組みの中での長い生活に疲れきった人は、その宇宙船の中にいると休息とくつろぎを感じることでしょう。そのとき自分自身が本当は誰であったかを思い出し、霊的な力を取り戻すのです。あなた方は再び高次元の存在になるのです。宇宙船内では、ものを物質化する能力をどのように使えばいいのかも教えられます。

 

 あなた方はもはや生き抜くために苦労することはありません。欲しいものがあれば瞬時に手にすることができるのです。すべての高次元マスターたちはこのような力を持っています。今や地球上の人々は生計を立てるためにお金を稼ぐことの虜になってしまい、私はそれが最も残念なことだと思っています。ほとんどの人がそのために膨大な時間とエネルギーを費やしてしまい、精神的な仕事や奉仕のために使う時間がほとんどないというのが現状ではないでしょうか。

 あなた方の中には生活のための戦いから抜け出した人もいますが、まだ多くの人は生きるために悪戦苦闘しています。そこであなた方は、これまで課せられてきた限界が取り払われた状態に慣れていく必要があるのです。そうすれば常に心はずむ体験をすることができます。また創造主である神といつも結びついているという意識を持ち続けることも大切で、既にその道を歩み始めている人もいます。なかには目ざましい進歩をとげている人もいるでしょう。それでもアセンションが完了するまで、あなた方は三次元の制限や困難につきまとわれるかもしれません。アセンションの最終段階に至るまで、次々と自己変革をとげていくのです。

 

 ところでエーテル体である五次元宇宙船に住むということは、どんな状態なのでしょうか。それはとても居心地の良い快適なものです。宇宙船の中には、その直径が数百マイルにも及ぶものがあります。そこは地球上と同じような昼と夜のサイクルも人工的につくられています。太陽光線が一日の内に昼と夜をつくり出すように操作されているのです。森や小川、湖、海と言った自然環境もあり、あらゆる生物がいます。しかし触れるとかぶれるウルシの木のようなものはありません。私たちはあらゆる種の中から注意深く選択し、害を及ぼすようなものはすべて排除したのです。ですからこの宇宙船の内部はまさに天国となっています。それと同じように、地球がアセンションを経て五次元の存在になった時、地球上にはまさにこのような環境がつくられるのです。

 

 地球の大変革の時期を経たのち、アセンションした人々は高次元の存在として再び地球再建の為に戻ってゆくことができます。アセンション後の地球は五次元化し、飛躍的な進化を遂げていますので、地球に住む人々はみな高次元マスターと同じ能力を持ち、もはや生活の心配をする必要はありません。つまりすべての創造主である神から尽きることのない供給を受けるのです。そこで与えられる豊かな富は、神の心にかなうように責任をもって使っていくことになります。その時点ではだれもが無意識のうちにそうするでしょう。みな与えられた特権を悪用することなど思いつきもしないほど、浄化された純粋で清らかな存在になっているのです。

 

 あなた方は宇宙船でのトレーニングを完了したのち、暫くそこにとどまり、それから高次元マスターとして地球に戻ることを決めた人は地上に降りて人々とともに歩みます。あなた方が意のままに必要なものを宇宙から引っぱり出すといった奇蹟を行うのを見て、人々は大いに驚くことでしょう。あなた方はサナンダがかつてイエス・キリストとしてさまざまな奇蹟を行ったことはご存知でしょう。あなた方もそれと同じように行うのです。聖書にも書かれていますが、私たちはあなた方にイエス・キリストと同じように、あるいはそれ以上のことを行うように期待しており、またあなた方はそれができる様になるのです。

 この神の計画のもとに世界中に多くの高次元マスターたちが現れた結果、人々の間には戸惑いも起きるかもしれません。しかしそれが端緒となって、人々はそこで起きつつあることは何かを悟り、その時に姿を現してきた新しい時代がどういうものかを知るようになるのです。

 あなた方はこれから多くのことを教えられるでしょう。あらゆる否定的な感情を解放し、また人々の考え方や感情を感じ取ることを学びます。サナンダが前にもお伝えしたように、あなた方は不死であり永遠の若さを保ちます。地球に戻ったとき、それまでよりいくぶん若く光輝いて見えるのに、前と同じ人間のようにも見えるでしょう。あなた方の内側で変容が起こっても、外見はそれほど変わったようには見えないのです。

 

 今回のクラスで私がお伝えすることはほぼこれですべてです。これから質問にお答えしていきましょう。この一連のクラスが進むにしたがい、私たちはあなた方がよりいっそう浄化やヒーリングを体験できるよう働きかけていきます。これは無条件に自分を愛し、さらに意識を拡大させるためのものです。それはこれからの冒険に備えるための準備でもあります。地球での生活に退屈してしまっている人々には、もう倦怠の時は終ったことをお知らせしましょう。この地球のアセンションに備え、今やあなた方の目覚めと意識の拡大が求められています。あなた方は自らの道を選択しなければなりません。なかにはその選択の時期を少しだけ先送りする人もいるかもしれません。しかしアセンションほどよろこびに満ち、真の自由を得られるものはないという事を、ぜひあなた方に知って頂きたいと思います。すでにあなた方はそうなる様に生まれているのです。

 この時期、あなた方がアセンションすることは根源的な宇宙への貢献であり、あなた方にとっての一番重要な使命なのです。したがってアセンションのプロセスに身を投じれば、何を優先的に行えばよいのか自ずとわかってくるでしょう。またあなた方のエネルギーを何に集中させればよいのか、もっと簡単に知ることができるでしょう。これまで何も導きを受けなかったとしても、これからはどんどん導かれるようになります。そしておのずと瞑想することを望むようになり、その意義を理解することでしょう。その時には今よりもっと差し迫った感じがするかもしれません。

 あなた方がこのアセンション・プログラムに参加すると、まわりにも同じような人々がたくさんいることに気づくでしょう。しかし選択するのは自分自身です。私はただこのアセンションにみずから参加したいという人を募りにきたのです。参加を強要しているのではありません。どうぞ自分の気持ちに正直になってください。

 私たちがあなた方と分かち合う愛とよろこびは、あなた方の想像をはるかに超えています。あなた方は次第にマスターたちと無限の一体感を感じるようになるでしょう。また私たちアシュター船団や白色同胞団と親しくコミュニケーションをとることも可能になります。私たちはあなた方を手助けしながら、自分達の準備もまたしなければなりません。しかしこの時期、こういったコミュニケーションはあなた方に大変有益であり、意識を開くことに繋がるのです。

 では質問のある人はきいてください。

 

 (以下の質問コーナー、たくさん省略。)

Q あなた方の計画は順調に進行していますか。もし私が間もなく地球をを離れるのであれば、いま長期的な仕事を・・・・

Q 神についてもう少し教えてください。

 

 私たちの最高司令官であり全知全能の存在と言い表せるでしょう。アセンションの時期に関しては、サナンダさえも知りません。あなた方が時期にこだわる気持ちはよく分ります。なぜならあなた方が住む三次元世界は時間と空間の制約の中にあるからです。しかし私たちにとっての時間はあなた方の時間とは異質なものです。例えばあなた方の数日間は、こちらではまばたき一回くらいの瞬間的なことなのです。しかし私たちにとって、それはまた永遠というふうにも感じます。したがってその時期を推測するのは難しいのです。私たちは少しでも早く起こるよう努めており、早ければ今年以内という事もあるでしょうが、これはあくまでも推測であり、予言ではありません。

 

Q これからアセンションするまでの間の生活はどうなるのでしょう。

 

 あなた方の精神的な仕事は、より容易になります。物質的な面でも高次元の目的に繋がるのであれば、これも楽に運びます。しかしその反面、あなた方の魂の目的に合わないものに対しては多少の軋轢(あつれき)を感じるかもしれません。あなた方の生活には微調整の為に何かが起こるかもしれませんが、それは劇的なものにまではならないでしょう。今まで通りの生活を続けて大丈夫ですが、さらに瞑想を深め、意識を魂のレベルに合わせる様に集中していってください。極端に生活スタイルを変える必要などありません。あなた方の生活はおおかたそのままでよいのです。

 魂の道を生きるためには、さまざまな感情によって傷ついたアストラル体を癒すプロセスが必要となり、これは容易なことではありません。日々の生活の中では自分に足りないところがあると感じることもあるでしょう。しかしこのプロセスを体験することであなた方の傷ついた感情体はずいぶん癒され、精神的に大変軽くなっていくことに気づくでしょう。あなた方の意識の目覚めはより速度を増しているのです。それに従って様々なことが起きますが、それらの全てはより簡単な方向へと向かっているのです。

 

Q アセンションに際しては、みずからの意志でこれに参加する一定の人数が必要なのでしょうか。それともただ意識の覚醒した人々がいればよいのでしょうか。地球という惑星が高次元化する為には、どのくらいの人数でそれが達成されると考えますか。

 

 アセンションの第一波に関しては、必要な一定の人数の枠はあります。多分千人から二千人の間ではないかと思いますが、若干の幅はあるでしょう。もし二千人ものスターシード達がアセンションの第一波に参加するとしたら、それで充分だと考えます。しかしこの数はあくまでも私の予測です。

 

Q 十四万四千という数は、アセンションと何か関係ありますか。

 

 あなたは“The Key of Enoch”を読んでいますね。十四万四千という数は、この時期に地球にいるスターシード達と高次元化した人々のおよその数です。つまり、はるか古い時代にこの十四万四千人の人達がスターシードとしての使命を果たすため地球にやって来たのです。

 私たちはまずアセンションの第一波を起こす為に、その中からたとえわずかな人数でも、それにふさわしい愛の深い人たちを探しているのです。本来ならばすべてのスターシードがそうあるべきでしたが、実際の状況は少し違っていました。つまりはるか昔にスターシードとして地球にやって来たにもかかわらず、長い間肉体を持った人間として転生を繰り返すうちに、本来の使命を忘れ、意識が眠ってしまった人たちが大勢いるのです。そこで私たちは今後、その眠りから覚めた人々をもっと覚醒させつつ、まだ眠りについている人を目覚めさせなければなりません。今の時点で意識が覚醒しているあなた方とともにいられるのはうれしいことです。しかしあなた方は少数派なのです。ニューエイジの考え方が広がる一方で、まだその本質を知る人は多くありません。つまり現時点ではいまだ戸惑いの段階にいる人が多く、私たちはその様な人々をも仲間に入れようと働きかけているのです。

 時期が来れば、あなた方にもその手助けをしてほしいと思います。これを先ずあなた方にお願いしておきます。それには何より、あなた方自身の心の準備に集中してください。つまり自分が何を望み、何をよろこびのうちに受け入れられるかを明確にしておくことです。そしてこの情報のネットワークづくりにも参画してほしいと考えています。

 

Q 私たちが再び地球に戻って来た時、私たちを守る意味で常に宇宙船とコンタクトできると聞きましたが、本当でしょうか。

 

 それは本当です。宝石のようなものを使い、それによってまた瞬時に宇宙船に戻ることも可能になります。

 

Q 私は日々の生活と瞑想をうまく両立させられないのですが、どれぐらい瞑想すればよいのかを教えて下さい。

 

 瞑想する為に、日々の暮らしの中であなたがやらなければならないことを放り投げ、生活に混乱をきたすようなことがあってはいけません。最初は瞑想の時間よりも、誠実さをもって瞑想の質にポイントを置くことです。すると自然に時間に余裕が出来て、他の色々なこともできる様になります。貴方が自由に瞑想する時間を持てば、あなたの背後にいるガイドやマスターたちは、それを見てあなたが自由な時間を有効に使っていることを認めるでしょう。だからといってあまり深刻に考える必要はありません。

 一日のうち少なくとも二回は瞑想してください。そして時間があれば心の中が空っぽになるまでやると良いでしょう。既にそのような習慣を身につけている人には、週に一度、半日間瞑想することをおすすめします。それはガイドとの交流を深め、あなた自身の本質である高次の自己に出会うことを促してくれます。十五分もしくは三十分のインターバルで瞑想を始めると良いようです。貴方が真摯に取り組むなら、自分を高める方法が分かる様になるでしょう。

 

Q 自分自身を守るために何かよい方法はありますか。

 

 あります。大天使ミカエルに助けを求めることです。彼の放つ青い光であなたを包み込み、すべての人がつくり出している物質的なつながりを彼の剣で断ち切ってくれるようたのむのです。それだけで充分です。貴方が物質から切り離され、そのとらわれを捨てることができた時、あなたの心はすっかり高められていることに気づくでしょう。とらわれることは、他の何にもまして苦悩や苦痛の原因となるのです。

 

Q すると多くのマスターたちがアセンションを終え再び地球に出現した時が、キリストの再臨なのでしょうか。キリストの再臨とはどういうことなのでしょう。

 私にはイエス・キリストが何をするのか予言はできません。イエスの行為は自発的なものであり意図的ではないからです。聖書には、世の終焉にイエスは空より舞い戻ると書かれていますが、イエスならそうすることも可能です。

 アセンションののち、あなた方はキリスト意識と融合します。つまり数千人ものキリスト意識が地球上に出現することになるので、それはキリストの再臨ということになるでしょう。しかし、あなたがここで問うているのは、世の終焉にイエスが再び姿を見せるかということだと思いますが、それはイエス・キリスト次第です。私の指揮下にあってイエス・キリストの再臨を告げる者もいるかもしれませんが、私は自分が仕える存在に関して大胆な発言は差し控えたいと思います。

 

Q ロンドンにいるマイトレーヤはキリスト意識ですか、それともイエスですか。あるいは両者は一体で同じ人なのでしょうか。

 

 イエス・キリストは今、高次元界にいますが、この地球上には肉体を持った神の化身ともいえるマスターたちが数多く存在しています。多くの霊的指導者が様々な方法で人類を目覚めさせようと、人々の潜在意識や表面意識に働きかけているのです。ですからこの存在もまた自身のやり方で働きかけを行っていると思われます。彼がキリスト意識の体現者かどうかは、あなた自身で判断してください。自分で真実かそうでないかを見極めていくことも成長の一過程です。真実と偽りを区別していくということが、あなた方の通らなければならないプロセスなのです。全ての教えの中には真理も、真理からはすれた情報もあるということを申し上げておきましょう。

 何よりまず自分の心に聞いて、その教えが自己の無限の進歩に沿っていると感じるならばそれを受け入れ、そうでない時はそれが自分の前を通り過ぎるのをじっと見ていた方が良いでしょう。この時期に、どのような人にも霊的指導者にも身をゆだねる必要はありません。こういうことは今後、徐々になくなっていくでしょう。かつて高度に意識が覚醒した大師たちは、弟子がそれほど増える前に弟子たちの進むべき道をさし示し、彼らの執着を解放してみずからの道を行かせました。弟子を持とうとする師もいますが、今は一人一人が師になる時なのです。つまりもう師や弟子を持つ必要がなくなるのです。私たちの目標が達成された時にはその様になります。

 ですから今はあなた自身が自らの師になるために励んでほしいと思います。高次元化したマスターと直接一緒に働くことができるのです。もし肉体を持った師より教えを受けたいと望むなら、それもいいでしょう。しかしそれも貴方が部屋の中で直接チャネリングで受け取る教示以上の深遠さには及びません。既にあなた自身が師なのです。これがあなた方の目の前にある、また地球が直面しているチャレンジなのです。

 

 (もうこれでヤメよっと)

 以上で、転載、終わりです。

 やっと打てた感謝です。

 打ち間違えあるかもだけど、読み返すのもヤメる(長いもん)。

 よくぞここまで、目を通してくれましたね?

 でも、なんか、夢があっていいでしょ?

 打ちながらあらためて読んで希望が出ていいよなと。元気でたよと。

 ではUpが遅くれる…ブルームーン月食だしこの辺で、またね?

                草々。2018.01.30.ウリ.

 

 

 

 

 

『汝自身を癒せ (前半)』“フラワーレメディの真髄を探る エドワード・バッチ著作集” by Edward Bach(1931年)

 

 医療、病院が、(生前死後の世界に渡る)暗黒勢力のコントロールの一環だと知らないで(もしくは忘れてしまってて)、世の中にならってやたら病院にかかり、病気じゃないのに余計病気になって、命まで落としてしまってる人がたくさんいるように思う。病院と薬にコントロールされてる…

 それでなんとなくエドワード・バッチさんのをもう一つUpすることにしました。(間もなく宇宙時代になるし、病気はすぐ治るとのことなので、あとちょっとの辛抱だし、あんまタイムリーじゃないかもなんだけどね? どうせならもっと早くUpすれば良かったね?)

 以下、エドワード・バッチ著 “フラワーレメディーの真髄を探るエドワード・バッチ著作集”より、転載させていただきます。

 

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『汝自身を癒せ』

~病気の真の原因と治癒について~

 苦しみに耐え、悲嘆にくれる全ての人のために

 

1章

 

 本書のねらいは、医術は不要だと述べることではありません。そのような気持ちは全くなく、病に苦しむ人々が病気の真の原因を自分の内に見出し、それを癒す方法を伝えるためにあります。加えて、人々の幸福を願う、医療の専門家と信仰に携わる人たちが、人間の苦しみを和らげ、病の回復を早める努力を一層強めることを願うものです。

 現代医学の失敗は、病気の原因ではなく、結果を扱っていることです。

 病の真の原因は、何世紀にも渡る唯物主義に覆い隠されてきました。人間が病気のもとに対処しなかったことで、病に猛威をふるわせるあらゆる機会を与えてきたのです。その状況は、国中でゲリラ戦が行われ、敵が丘に堅牢な要塞を築いているのに、それを無視して、襲撃で壊れた家を直したり死者を葬ることで、満足しているようなものです。概してこれが医学の現状です。対処すべき要塞について考えず、傷を負った者に手当を施し、殺された人を葬っているに過ぎません。

 病気の原因は物質ではないという単純な理由から、現在の唯物主義的な治療法で、病が回復する、つまり根本からなくなることはありません。私たちが病気ととらえているのは、長い間の行動が体に影響し、それが深く根づいた最終的な結果です。たとえ、治療が物理的にうまくいったように見えても、本当の原因が取り除かれていなければ、一時しのぎにしか過ぎません。現代医学は、病気の真の性質を誤って理解し、肉体の物理的な面に集中することで、病の力を大いに強めてきました。つまり、第一に、病気の本当の原因とその効果的な対処方法から人々の気をそらすことによって、また第二に、原因を肉体面に特定することによって、人々の回復への真の希望を覆い隠してしまいました。そして、病気に対する恐怖心が現実の病気と強力に結びつき、病勢を強めてきたのです。しかし、恐怖心とは本来、人間に決して存在するはずのないものです。

 病気とは本質的に、魂と心が葛藤した結果であり、霊的、精神的な努力なくして消えることはありません。そのことを理解し適切に努力するなら、後述するように、病気の根本原因を取り除くことで、病を治すことも防ぐことも可能です。肉体だけを扱う治療は、表面上の回復をもたらすだけで、真の治療には至りません。病根は依然として影響を及ぼし、今にも別の形で表れるでしょう。実際に、多くの場合において、うわべだけの回復では有害です。それは、問題の本当の原因を隠し、取り戻したかに見える健康に満足する内側で、真の原因が気づかれずに力を増しているからです。これと対照的なのが、病に作用する有害な、霊的な、精神的影響力の本質を理解している患者の場合です。彼らは賢明な医師から、病気に作用する力の本質と、それが肉体に引き起こす病と呼ばれるものの結果について教えられています。このような患者が、直ちに有害な影響力をなくすべく適切に努力を始めるなら、不調はすぐに改善し、最終的に病は消えてなくなります。これが、先の例で言えば、要塞、すなわち病気の原因の、まさに基部を攻撃する本当の治療と言えます。

 現代医学における唯物主義的な方法論の例外のひとつは、ホメオパシー創始者、偉大なるハーネマンによるものです。彼は、人間の内に備わっている神性と創造主の慈悲深い愛を理解していました。そして、患者の人生、置かれている環境、患っている病気に対する気持ちを詳しく調べることによって、体を治すだけでなく、精神面でのものの見方や考え方を高めるレメディ―を、野辺のハーブや自然界に見つけ出そうとしました。ハーネマンの研究が、真の医師によって社会に広まり、発展していくことを祈ります。真の医師とは、人々に対する慈愛を心に抱いている人です。

 キリストが生まれる500年前、古代インドではブッダの教えのもとに働く医師たちが手術を廃止できるほど、医術を完全な段階にまで発達させました。当時の外科治療が現在と同じか、それ以上有効であったにもかかわらず、彼らは手術を廃止したのです。西洋においては、治療に関する力強い理想を抱いたヒポクラテス、人間に内在する神性を確信したパラケルスス、そして、病気が肉体を越えた面で生じていることを明確に理解したハーネマン、彼ら全員が、病気の本質と治療法を熟知していました。このような偉大なる師の教えに従っていたなら、過去2千年、いや2千5百年の間、きわめて多くの苦痛を人間が経験する必要はなかったのですが、他のことと同様、唯物主義が西洋人に非常に強い影響を与えました。そのため、とても長い間、真理を知る人の忠告は実用主義の妨害者の声に抑えつけられて来たのです。

 簡単に述べると、病気はたいへん残酷に見えますが、本来は有益で人間の役に立つものです。正しく解釈すれば、病は非常に重要な誤りに気づかせてくれます。病気を適切に扱うなら間違いをなくすきっかけとなり、以前より健康になれます。病は、学ぶべき課題を指摘する矯正手段です。それは私たちがこれまで別の方法で与えられながら、機会を逃してきたものです。人はその課題を学ぶまで、病気をなくすことはできません。前駆症状の意味を理解し、その本質を見抜くことのできる人が、誤りを正すための適切な努力を、霊的に、精神的に行うならば、病気を未然に防ぐことができます。また、病気の始まりで進行を阻止することも可能です。

 いかに耐え難くとも、絶望する必要はありません。それは、まだ肉体に生かされているという事実が、肉体をつかさどる魂に希望があることを示しているからです。

 

2章

 

 病気の本質を理解するには、生命の大原則を認める必要があります。

 その第一は、人間は魂を宿しているということです。魂とは、本当の自分自身、すなわち神聖な偉大なる存在であり、万物の創造主の子どもです。体は、魂のこの世の神殿ですが、魂を映し出すほんの小さな存在にしか過ぎません。魂、すなわち人間の内にも周囲にも存在する神性は、人々のために人生に秩序を持たせることを願い、その通りに人生を定めています。その秩序に人間が従う限り、神は常に道を示し、保護と励ましを与え暖かく見守り、何時も最善へと導いてくれます。魂、すなわち私たちの高次の自己は、後述するように、全能の神が発する火花なので、傷つけられることのない永遠の存在です。

 二番目の原則は、人が自分自身ととらえている自分とは、人生を通じてあらゆる知識と経験を手に入れるために、この世に生まれた人格であるということです。不十分な長所を十分に発展させ、心の内のあらゆる間違いを一掃して、自らの気質を完成の域へと高めるためにこの世に生まれています。魂は、どのような環境や境遇が成長のために最善かを知っていて、その目的に最もかなった人生の支流に人間を配しています。

 第三に、人が人生ととらえているこの世の短い旅路は、魂の成長の過程ではほんの一瞬にしか過ぎないということです。魂にとって、人生はちょうど、人生における学校の一日のようなものです。今の時点で、人は学校の一日を経験し理解することしかできません。けれども、直感が、この世での誕生は真の始まりから限りなく遠く、死も本当の終りからはるかに遠いことを教えてくれます。魂とは、本当の自分であり永遠の存在です。そして、人が自覚できる魂の仮の住処である体は、旅に乗る馬か、仕事に使う道具にしかすぎません。

 続く第四の重要な原則は、魂と人格が調和している限り、あらゆるものが喜びと平和の内にあり、幸福と健康がもたらされるということです。人格が魂の定めた道筋から外れる時、また世俗の欲や他の人の意見に影響を受ける時、葛藤が起こります。この葛藤こそが、病気と不幸の根本原因です。この世での仕事が何であろうと ― 靴磨きであれ、国王であれ、あるいは地主あれ、小作人であれ、また裕福でも貧しくても ― 魂の命ずる声に従い、なすべき仕事を行う限り、全てはうまくいきます。またさらに安心できるのは、人生に定められた地位にかかわらず、身分が高くても低くても、魂は成長に必要な課題と経験を携え、私たちの進歩為に最善を与えてくれるということです。

 次に重要な原則は、万物のユニティ(全体性)です。つまり、万物の創造主は愛であること、また人間が目にするあらゆるものは、その無数の形の中に ― 惑星であれ小石であれ、星や露のしずくであれ、また人間でも単細胞の生物でも ― 神聖なる愛の表れであることを十分理解する必要があります。この考えを概観するには、創造主を、愛と慈悲で燃える巨大な太陽ととらえると良いでしょう。太陽の中心からは、あらゆる方向に無数の光線が放たれています。人間と人間が目にする全てのものは、その光線の先の小さな粒子です。経験と知識を獲得するために送り出され、最終的にはその巨大な中心へと戻っていく存在です。その光線はそれぞれ独立して異なっているように見えますが、実際には、中心にある大きな太陽の一部です。源から切り離されるとすぐ消えてしまうので、分離することは不可能です。それぞれの光線に個性があっても、中心の巨大な創造力の一部なので分離はあり得ません。したがって、自分自身や他の人に背く、どんな行動も全体に影響します。ある一部に起こる不備が全体に影響しますから、そのあらゆるかけらが最終的に完全な域に達していかなければなりません。

 ですからここで、重要かつ根本的な2つの誤りが起こり得ることがわかります。その誤りとは、魂と人格の分離と、他の人に対する残酷、あるいは不正です。他の人に対する残酷は、ユニティに背く罪です。そして、この2つのいずれもが人の心に葛藤をもたらし、それが病気を引き起こします。自分がどこで間違いを犯しているのかを理解し(気づかないことが多いですが)、それを正すよう真剣に努力するならば、人は人生に喜びと平和をもたらし、健康を取り戻すことができます。

 病気は、本来有益であり、人格を魂の神聖なる意志へと引き戻すために生じています。ですから、人が自分の犯している間違いを十分に理解し、霊的、精神的な方法で正すことさえできたら、病の厳しい課題は必要なくなります。そのようにして、病気は予防することも回復することも可能なのです。人間には、神聖なる力によって、それまでの行為を改めるあらゆる機会が与えられています。痛みと苦しみは、その最後の手段としてもたらされています。取り組んでいる誤りは、現世、すなわち、魂にとって、今学んでいる学校の一日のことではないかもしれません。また、人間の現実的な思考は、苦痛の原因を理解できず、苦しみは残酷で、理由のないものに見えることもあるでしょう。けれども、人間の魂、本当の自分自身である魂は、目的の全貌を知っていて、最善へと導いています。自分の間違いを理解し、改めることで、人は病気の回復を早め、健康を取り戻すことができます。ですから、魂の目的を知り、それに黙って従うことは、この世の苦悩が軽くなることを意味します。そして、人間は喜びと幸せとともに自由に成長することができるのです。

 根本的な2つの誤り ― 魂と人格の分離、他の人に対する残酷あるいは不正 ― は、魂の命ずる声を受け入れず従わないこと、そして、ユニティに反する行動を取ることです。魂の声を受け入れず従わないことで、他の人を決めつけるのはどんなことがあっても避けてください。なぜなら、ある人にとって正しいことが、別の人には間違いであることもあるからです。例えば、商人の仕事は、自分のためだけでなく全従業員のために利益を上げることです。そのために効率と管理の知識を得て、それに関係する長所を養い、身につけなければなりません。商人は、病人の看護に命を捧げる看護師の知識とは違った才能や長所を使う必要に迫られます。けれども、両者がともに魂の命ずる声に従っているなら、成長のために必要な性質を適切に身につけていると言えます。したがって、魂、すなわち高次の自己の指示に従うこと、これが非常に大切です。人はその指示を、良心、本能、直感を通じて知ることができます。

 以上のように、病気は、その根本原因と本質を理解することによって、予防も回復も可能です。霊的、精神的な治療者や医師の務めは、患者に物質的に治療を施すだけでなく、生きる上での誤りとその誤りを一掃する方法を教え、健康と喜びを取り戻すよう促すことです。

 

3章

 

 私たちが病気ととらえているものは、もっと深い部分での混乱の最終段階です。確実に完治をもたらすには、根本原因を取り除かない限り、最後に現れた結果だけを扱っても十分な効果は得られません。人間が犯し得る根本的な誤りはたった一つ、ユニティに背く行為、これだけしかありません。これは自己愛から生じています。ですから、不快、病気といった苦痛の元も、たったひとつだと言えるでしょう。ユニティに背く行為が、さまざまなタイプに分けられるのと同様に、その結果である病気も原因に応じて主要なグループに分類できます。病気の性質はまさに、愛とユニティという神聖なる教えに背く行動のタイプを見つけ出す有力な手がかりとなります。

 私たちに万物への愛が十分にあれば、他の人を傷つけることはできません。なぜなら、愛は人を傷つけるどんな行為も考えも押し留めてくれるからです。しかし、私たちはまだそのような完全な段階に至っていません。至っていたら、この世に生きる必要はないでしょう。私たちは皆、完全な段階を目指して進んでいます。心身に苦痛を負う人は、まさにその苦しみによって、理想の状態へと導かれています。それを正しく読み取ろうとするだけで、目標への歩みを早めるだけでなく、病気と苦痛から自らを救うことができます。人が課題を理解し、誤りを一掃した瞬間から修正の必要はなくなります。苦痛は、私たちが道を誤った時に、その間違いを指摘し、輝ける完成に向けて成長を早めていることを忘れてはなりません。

 人間の真の病とは本来、高慢、残酷、憎しみ、自己愛、無知、心の不安定さ、貪欲と言った欠点を指します。この一つひとつを考察すると、各々がユニティに反しているのが分かります。このような欠点が、現代の言葉を用いれば、本当の『病気(disease)」です。人が、そのような欠点を間違いだと気づくほど成長しているのに、それを改めず同じ行動を取り続けていると、病気という有害な結果を体に引き起こすのです。

 高慢は、第一に、人格が魂に完全に依存している、小さな存在であることを認めないために起こります。自分が経験する成功の全てが、人格ではなく内なる神性から授けられた恵みであることを認めません。また第二に、高慢は分別を失っているために生まれます。つまり、自分が万物創造の計画において、ほんの小さな存在に過ぎないことをわきまえないために生れます。そして、偉大なる創造主の意志に謙虚に従うことを拒否させ、創造主の意志に反した行動を取らせます。

 残酷は、万物が一体であることを否定します。そして、他の人に敵対するどんな行動も、全体と対立する、寄ってユニティに反する行動であることを理解しません。自分に身近で親しい人を傷つける者はいないでしょう。人間は、ユニティの法則に従い、あらゆる人が全体の一部として身近で親しい存在となるべきです。そのことを納得できるようになるまで、人は成長しなければなりません。また、自分を悩ます人にさえ、愛と思いやりの情だけを呼び起こせるほど自らを養う必要があります。

 憎しみは、愛の反対、つまり万物創造の原則と対立するものです。そして、神聖なる計画全体に反し、創造主を否定します。憎しみは、愛が命じるのとは逆のユニティに背く行動や思考だけに私たちを導きます。

 自己愛もまた、ユニティを否定することです。社会に役立ち、身近な人を世話して保護することより、自分の関心事を優先させ、仲間に負っている義務を拒否するよう仕向けます。

 無知とは、学ばないこと、つまり、機会が与えられているのに真実を見るのを拒むことです。そして、真理と認識の光に包まれている時にはあり得ない、暗闇にしか存在し得ないような多くの誤った行動に人々を追い込みます。

 心の不安定さ、優柔不断と意志の弱さは、人格が高次の自己の声に従うのを拒んだ結果であり、心の弱さを通じて他の人を裏切るよう仕向けるものです。この状態は、人が心の内で、本当の自分である不屈で無敵な神性を理解していれば起こるはずのないものです。

 貪欲は、権力欲に結びつき、あらゆる魂に自由と個性があることを否定します。人間は皆、魂の命ずる声だけに従って、自分らしいやり方で自由に成長する為にこの世に生まれています。また、個性を育み、誰にも妨げられず、自発的になすべき仕事をするために命を与えられています。しかし、貪欲な人格はそれを理解せず、創造主の力を侵して自らが指示を与え、型にはめ、支配することを強く望むのです。

 以上が、病の実体です。これらは人間のあらゆる悩みや苦痛のきっかけとなる根源です。高次の自己の声に抗い続けると、これらの欠点が当然肉体に影響し、対立を生み出します。そして、その対立が病に特定の症状をもたらすのです。

 したがって、患っている病気の症状が、その苦しみの奥にひそむ欠点を見つけ出す導きとなります。例えば、高慢さは、傲慢で堅い柔軟さのない心を指しますが、これは体に堅さとこわばりを生む病気を引き起こします。痛みは、残酷の結果であり、患者は自分の苦痛を通じて、他の人を肉体的にも精神的にも傷つけてはならないことを学びます。憎しみの報いは、孤独感、暴力的で抑制できないかんしゃく、精神的な激しい苛立ちとヒステリー状態です。内攻性の病気 ― ノイローゼ、神経症、あるいはそれに類する状態 ― は、人生からとても多くの楽しみを奪いますが、これは過度な自己愛によって引き起こされます。無知と知恵の欠如は、それだけでも日常生活を難しくしますが、加えて、機会が与えられているのに現実を直視せずにいれば、当然の結果として近視や視覚・聴覚の障害を患うことになります。心が不安定であれば、体に同様の不安定さをもたらし、筋肉の動きとその連携に関係するさまざまな障害を引き起こします。貪欲や他の人に対する支配は、欲望や野心を制限して、人を体に隷属させるような病に至らせます。

 また、不調となる体の部位こそが、偶然ではなく、原因と結果の法則に従って、人間を導いています。例えば心臓は、生命の源、よって愛の源と言えます。この心臓は、特に心の愛の面が、慈愛に向かって成長していない時や、正しく使われていない時に病に襲われます。同様に、手の痛みは、行動が十分でない、あるいは間違っていることを示します。また、制御中枢である脳が病に犯された場合、自制する力が足りないことを表します。このように、法則が定めている通りに、結果がもたらされます。人は皆、かんしゃくや突然の悪い知らせのショックの後に起こるさまざまな反応を、自ずと認めるものです。長期に渡る魂と肉体との対立は、もっと深刻で根深い影響を与えると言えるでしょう。その結果が、今日、病気として人間に耐え難い不満をもたらしていることに何の不思議もありません。

 しかし、だからといって、憂鬱になる必要もないのです。それは、欠点を自分の内に見つけ出し、これを打ち破る長所を真剣に養って、欠点を流し去るなら、病気の予防も回復も可能だからです。欠点と戦うのではなく、反対の長所をあふれさせることで、欠点は私たちの気質から一掃されます。

 

4章

 

 このように、病に犯される体の部位とその症状は、偶然現れるのではなく、他のあらゆるエネルギーと同様、原因と結果の法則に従っています。ある病気は、物質的な要因 ― 毒性や事故、ひどい不摂生など ― によって、直接引き起こされているかもしれません。しかし、通常、病は先に示した例の通り、自分の気質にある欠点が原因で起こっています。

 ですから、病気を完全に治すには、最良の治療手段を選びながら、物質的な方法によるだけでなく、自分の性質にある誤りを取り除くようできる限り努力しなければなりません。なぜなら最終的な完治は、根本的に私たちの内側、魂そのものからもたらされるからです。人間が魂に従うならば、その恩恵が調和の光を、人格のすみずみに照らし出します。

 あらゆる病には、重要な根本原因、つまり自己愛があります。したがって、苦痛の全てを取り去る確実な方法とは、自己愛を転換すること、つまり、自分に向けている愛を他の人へと献身的な慈愛へと変えることです。かりに私たちが、知識を得、他の人たちの力になるという名誉ある経験を楽しみながら、周囲の人への愛と思いやりに我を忘れるという長所を十分に育めたら、個人的な悲しみや苦しみはすぐに終わります。人間の大いなる究極の目的は、人々への献身の中に私心をなくしていくことです。魂が定めた境遇は、問題ではありません。仕事がなんであろうと ― 肉体労働であれ、知的職業であれ、また裕福であれ、貧乏であれ、君主でも物乞いでも ― 人は皆が各自の使命である、なすべき仕事を進めていくことができます。そして、友愛という神の愛を周囲の人に伝えることで、本当の恵みとなれるのです。

 けれども、私たちの大多数には、この状態に達するまでに旅しなければならない、相当の道のりがあります。しかし、完成に向かう道に沿って真剣に努力するなら、誰もがこの道を驚くほど早く進むことができます。私たちが、貧弱な人格だけを信じるのではなく、この世の偉大な師たちの残した教えと模範に従うことで、内なる神である魂と自分自身を一致させていけるという絶対的な信念を持つならば、全ては可能となります。人間には大抵、特に成長を妨げている有害な欠点が、少なくともひとつはあるものです。その欠点を、自分の内に見つけ出さなければなりません。本質である愛の面を養い、人々に向けて拡大していくよう努力しながら、同時にどんな欠点も、相反する長所であふれさせ、長し去るよう努めるべきです。はじめのうち、これは少し難しいかもしれませんが、それは、ほんのはじめだけです。というのも、人が内なる神の助けを得て努力を続けるなら、失敗はあり得ないと理解するようになるからです。それによって長所は養われ、驚くほど早く成長します。

 人が心の内に完全なる愛を養っていく過程で、ますます悟らねばならないことは、人は皆、未熟であっても、創造主から生まれた子どもであるということです。そして、最終的には全員が、望む通りに完成の域へと成長できることを理解しなければなりません。人間や動物が、どんなに卑しく見えようとも、その存在の内に、神の火花があることを忘れてはなりません。神聖なる火花は、ゆっくりと確実に成長し、ついには創造主の輝かしい光に照らされるようになるのです。

 加えて、正と不正、善と悪に関する問題は単に相対的な物です。先住民族の、自然にかなった成長において正しいことが、文明社会で教育を受けた人には正しくないかもしれません。また、私たちのような人間には善行と言えることも、特定の思想や教えを学ぶ人には不適当な誤りということもあるでしょう。 ~ 少し省略(くたびれた長いし) ~

 自分ぼ高慢さに悩む時は、次のことを理解するよう努めましょう。つまり、私たちは本来、天からもたらされる光、魂の光に後押しされなければ、闇の力に抵抗することも、満足する力を発揮して良い仕事をすることもできない、無に等しい存在だということです。また、創造主の無限なる力と、考えられないほどの偉大さを少しでも理解するよう努力しましょう。創造主は、水のひとしずくから銀河系に至るまで、世界の全てを完璧な調和の中に作り出しています。人間は偉大なる創造主に完全に依存し、その加護と恩恵を受けていることを謙虚に認めるよう努めましょう。私たちは優れた人を尊敬し、警意を表します。ならば、万物の偉大なる創造主の前では、もっと謙虚に自分の弱さを認めるべきでしょう。

 残酷さや憎しみが成長を阻むなら、愛が世界の基盤であることを思い出して下さい。そして、この世に生きるあらゆる魂には長所があり、しかし最良の人の中にも、多少の欠点があることを心に留めましょう。他の人の中に ― はじめは自分の気持ちを傷つけた人の中にさえ ― 長所を見つけ出すことで、少なくとも、その人がより良い方法を理解するだろうという希望と思いやりを育てていけます。そうすると、彼らが成長する力になりたいという気持ちが湧いてくるようになるでしょう。勝利とは最終的に必ず、愛と優しさを通じてもたらされるものです。この2つを十分に育てるなら、自分を苦しめるものは何もなくなります。それは抵抗することがなくなり、いつも思いやりを持てるようになるからです。というのも、これも原因と結果の法則に従い、人は抵抗した結果、傷を受けるからです。私たちの生きる目的とは、他の人の影響に妨げられず、高次の自己の命ずる声に従うことです。そのためには、自分らしい道を穏やかに進む必要があります。と同時に、他の人に対しても決して干渉せず、意地悪や憎しみで人を傷つけないことです。そのようにして初めて、魂の指示に従えるようになるのです。私たちは他の人を愛せるよう努力しなければなりません。おそらく最初は一人の人間、あるいは動物を愛することから始まるでしょう。愛する気持ちを養い、強めていくことで、ついには反対の欠点がいつのまにか消えていきます。それは、憎しみが憎しみをもたらすように、愛が愛をもたらすからです。

 自己愛を解決するには、自分に向ける関心を他の人に向けることです。他の人の幸福に没頭するよう努めるうちに、自分のことを忘れるようになります。ある偉大な修道会はそれを、「苦しむ仲間に、安らぎやいたわりを示すことで、自らを慰めるを得る」と表しています。これ以上に、自己愛とそれによる不調を治す確実な方法はありません。

 心の不安定さは、自己決断力を養うことで一掃できます。つまり、迷って決めかねるかわりに、明確に決意し行動することでなくすことができます。たとえはじめは間違いを犯すことがあっても、決心が足りず機会を逃すより、行動する方が良いのです。決断力はじきに育ちます。そして、人生に深く根づいていた恐れは姿を消し、行動を通じて得た経験が心をより良い判断へと導いてくれます。

 無知をなくすためにも、経験を恐れないでいきましょう。意識と感性を研ぎ澄まし、可能な限り、ありとあらゆる知識を受け取りましょう。と同時に、私たちは柔軟で素直な思考を持ち続ける必要があります。これまでの考えや信念が、より広い、新しい知識を得る妨げとならないよう注意しなければなりません。経験の幅が広がっていくことで、より多くの真実が明らかになるなら、どれほど深く根づいた考えであっても常に心を開いて捨て去るべきです。

 貪欲も、高慢さと同じように成長の大きな障害となるので、この両方を徹底的になくしていく必要があります。貪欲は、仲間の魂の成長を妨げるように仕向けるので、実に深刻な結果をもたらします。これを克服するには、次のことを理解しなければなりません。つまり、あらゆる存在は、ただ魂の指示だけに従って、さらなる成長を遂げる為にこの世に生まれていうということ、また、その成長において、誰も仲間を励ます以外のことをしてはならないということです。人は、仲間が希望を持ち、進歩するための知識と経験を増やせるよう可能な限り力になるべきです。それはちょうど私たちが、人生という険しく困難な山道を登る助けを、他の人に求めることがあるのと同様です。自分より弱い、経験のない仲間に対して、何時でも進んで手を貸し、彼らがより広い知識を受け取れるよう努めましょう。この姿勢はまた、子どもに対して、必要で役立つ限り、世話をし、愛と保護を与える親の姿勢であるべきです。加えて、雇主の雇人に対する姿勢、あるいは仲間同士の姿勢でもあるべきでしょう。この姿勢が、決して本人の自然な成長を妨げるものであってはなりません。自然な成長とは、魂に指示されるべきものです。

 人は大抵、幼少期や若い時期には、後年よりはるかに密接に魂とつながりを持っています。そして、人生でなすべき仕事や求められている努力、発達させるべき個性についてより明確に理解しています。それが後年難しくなるのは、現代の唯物主義や環境、つき合う人間が、高次の自己の声から引き離し、理想のない、平凡な物事に縛りつけるからです。現代の文明社会では、そういった全てが非常に明白です。人に影響を与える、親、雇主、仲間の立場にある人は、自分が素晴らしい特権と機会を持つ相手に対して、本人の内なる高次の自己の成長を促すよう努めてください。また同時に、自分が自由であることを望むのと同様、他の人にも自由を与えてください。

 以上のように、人は、自分の気質に欠点を見つけ出し、その反対の長所を育むことで欠点を洗い流せるのです。そうすることで、病の主な根本原因となる、魂と人格の葛藤の元を取り除くことができます。このような行動こそが、回復への信念と勇気を持つ患者に、安らぎや健康、喜びをもたらします。また、その気持ちがあまり強くない患者には、医師の助けが実質的に同様の結果をもたらすでしょう。

 人は、魂の命ずる声に従って、自分らしい個性を真剣に養っていく必要があります。誰も恐れることなく、誰も自分が成長し務めを果たして、仲間の力になるのを妨げたり、思いとどまらせることはできないと気づくべきです。そして、進歩すればするほど、周りの人により大きな恵みとなれることを忘れてはなりません。特に、他の人の力になる時には注意が必要です。相手が誰であろうと関係なく、力になりたいという願いは心の奥底から湧いてくるものでなければなりません。決して他の人の強い意見や説得による、間違った義務感からであってはならないのです。現代に残る因習がもたらす悲劇は、それに類するものです。魂の命ずる声に従って生きることを妨げられた何千という人の人生、失った多くの機会、その悲劇や苦しみは数え切れません。親のかかっている病気といえば、人の注意を引きたいという欲だけであるのに、義務感から病弱な親の世話をおそらく何年もさせられている、数え切れぬほど多くの子どもたちがいます。人格が他の人に支配され、自らの自由を勝ち取る勇気を持たなかったために、人類全体に役立つ重要な仕事をするのを阻まれた、大勢の人について考えてみてください。人生の早い時期に定められた使命を知り、それを行うことを強く望む子どもたちが、やがて困難な境遇、他の人による諌止(かんし)、本人の決心の弱さから、他の人生の支流へと流れを変えます。しかし、どんな流れに進んでも、それでは幸せになることも成長を遂げることもできません。自分の役割が、ひとつ、あるいは多くあるのか、いかに、そして誰に仕えるべきなのかを教えられるのは、良心の声だけです。その声がどのような指示であっても、精一杯その声に従う必要があります。

 最後に、人生に取り組むのを恐れないでいきましょう。なぜなら、人は知識を得、経験を積むためにこの世に生まれているからです。現実に向き合い、出来る限り探求しなければ、学ぶことはほとんどできないでしょう。そのための経験は、至る所で得られます。自然と人間の真理は、田舎でも町の喧騒でも同じようにうまく、むしろ田舎家でならなおさらうまく得られるでしょう。

 

5章

 

 個性の欠如(高次の自己の指示に従うのを阻む干渉を許すこと)は、病気の発生において、非常に重要です。これはたいてい人生の初期に始まるので、ここで親と子、教師と生徒の、あるべき関係について考えてみましょう。

 親の役目とは本来、魂がさらに成長するために、この世との接触を可能にする特別な媒介となることです(それは本当に、神の様な特権ととらえるべきものです)。もし正しく理解するなら、魂が肉体を持ってこの世に生まれるなかだちとなり、その後の数年間、生まれてきた人間を世話すること以上に重要な機会は、おそらくないでしょう。親は、この世の小さな新来者に、出来る限り霊的、精神的、物理的な導きを与えることだけを心掛けるべきです。その小さな存在が、高次の自己の命ずる声に従い、自分らしいやり方で、経験と知識を獲得する為に生れてきた別個の魂であることを忘れてはなりません。彼らがのびのびと成長できるよう、可能なかぎり自由にさせる必要があります。

 魂の役目は、神聖な務めであり、人間が果たすようもとめられる他の役と同様、もしくはそれ以上に尊重されるべきものです。それは犠牲のひとつですから、子どもから何の見返りも求めてはなりません。そして、魂がその若い人格を引き受けるまで、ただ寛大な愛と保護と導きを与えること、与えることだけを目的とすべきであるのをいつも心に留める必要があります。自立、個性、自由は、最初から教えられるべきであり、子どもは、人生のできるだけ早い時期に、自分自身で考え行動するよう促されるべきです。親は、子どもが自分のことをうまく一人でできる様になるにつれて、徐々に管理するのをやめ、その後は、親に対する遠慮や間違った義務感が、子どもの魂からの指示を阻むことのないよう注意しなければなりません。

 親の役目は、世代から世代へと引き継がれる人生の務めです。それは本来、短い間、一時的に保護と導きを与えることを意味します。時期が来たら親はその努力をやめて、子どもを自由にするべきです。私たちが一時的に保護する子どもは、霊的に自分よりもっと経験を積んだ、偉大な魂かもしれません。ですから、親の管理と保護は、子どもが必要とする範囲にとどめるべきであることを忘れないでください。

 子どもを持つことは神聖な務めであり、代々引き継がれる一時的な性質のものです。それは、献身に他ならず、子どもから見返りを求めるべきではありません。なぜなら、子どもは、自分らしく自由に成長したわずか数年後には、自分も同じ役を果たせるようになる必要があるからです。したがって子どもは、遠慮も、義理も、親の干渉も受け入れてはなりません。と同時に、親になることは、以前には自分の両親に授けられていた役目であり、その同じ役を今度は自分も他の人の為に果たす義務があることを理解する必要があります。

 親は特に、子どもを、自分の考えや望み通りの型にはめたいという欲に注意しなければなりません。そして、魂がこの世と接触するために手段となる、神聖な特権と当然の義務の見返りに、恩を着せたり管理し過ぎるのを慎むべきです。如何なる支配欲、すなわち、個人的な動機から子どもの人生を方向づけたいという願いも、貪欲の恐ろしい現れですから、決して許してはなりません。これが若い両親に根づくと、後年、彼らは紛れもなく、人を食い物にする吸血鬼のような存在になってしまいます。ほんのわずかでも支配欲があるのに気づいたら、その始まりで、直ちに抑制すべきです。他の人を支配するよう駆り立てる貪欲に、決してとらわれてはなりません。人は心の内に、自らを捧げて人のために尽くす力を養っていく必要があります。ありとあらゆる有害な行動を流し去れるまで、この力を強めていくべきなのです。

 また、教師は自分の役目が、子どもが人生と世の中について学ぶ機会と導きを与える道具に過ぎないことを忘れてはなりません。子どもたち一人ひとりが、自分なりに知識を吸収し、選択の自由が与えられる時にはいつでも、生きる目的を達成するために必要なことを直感的に選び取っていけるよう教え導くべきです。ですから教師も、親の場合と同様、生徒が必要な知識を得るための最大限の配慮と導き以上に、何も与えるべきではありません。

 反対に子どもは、親の役目が、神の創造力を象徴する神聖な務めであっても、自分の魂に命じられる仕事と人生を阻むような、義務を課すものでも成長を制限するものでもないことを忘れてはなりません。この事実に対する理解が不足しているために、本性が束縛され、支配的な性質が発達して、非常に多くの苦しみが生まれています。現代社会で、その数は計り知れません。ほとんど全ての家庭て、親と子は両者の関係について、全く間違った動機と考え方から自らが牢獄を築いています。この牢獄は、自由を妨げ、人生を制限し、自然な成長を阻みます。そして、関わる人全員に不幸をもたらし、精神的、神経的、ひいては肉体的な不調さえ引き起こします。このような不調が、現代の大半の病気のもととなって人々を悩ましているのです。

 肉体を得たあらゆる魂は、この世での経験を積み、知識を得て、定めた理想に向けて、人格を完成させるという明確な目的のために生まれていることを、しっかりと理解しなければなりません。お互いの関係が何であろうと ― 夫婦、親子、兄弟姉妹、あるいは主従関係であろうと ― かかわりなく、個人的な動機で他の魂の成長を阻むなら、創造主に対して、また仲間に対して罪を犯すことになります。人間の唯一の義務は、自らの良心の声に従うことであり、決して一瞬でも他の人の支配を許すことではありません。魂は、各自に特定の仕事を定めています。人間がその仕事をしない限り(意識していなくても)、魂と人格の間に葛藤が起こり、その葛藤が必然的に肉体的不調となって現れるのです。

 ある人にとっては、自分の人生を他の人に捧げることだけが本当に使命なのかもしれません。しかし、そうする前に、それが魂の指示であって、支配的な他者による過剰な説得や、間違った方向に導く誤った義務感からでないことを、十分に確信する必要があります。また、忘れてはならないことは、人は戦いに勝利するために、また自分を支配する人に対する強さを得るために、この世に生まれているということです。どんな人の影響にも屈してはなりません。いつも高次の自己の声に穏やかに導かれ、静かに落ち着いて自分の務めを果たしながら、人生を送れる段階にまで成長する為に、人はこの世に生まれていることを心に刻む必要があります。多くの人にとって、最大の戦いは自らの家庭にあります。この世で勝利を収めるだけの自由を獲得する前に、まず近親者からの支配と抑圧から自由にならなければなりません。

 どんな人も、大人でも子どもでも、他の人の支配的な抑圧から自分を解放することが、人生で成すべき仕事の一部である人がいます。そのような人は、次のことを心に留めるべきです。第一に、抑圧しようとする人を、運動競技の対戦相手と同様に、敵意を全く持たず、人生という競技を共にする存在ととらえるべきだということです。というのも、そのような相手がいなかったら、勇気と個性を発達させる機会は間違いなく不足するからです。第二に、人生の本当の勝利は、愛と優しさを通してもたらされるということです。その競技に強制は一切あってはなりません。対戦相手に、思いやりや親切心、また可能であれば好意 ― あるいはさらに進めて、慈愛 ― を心のうちに確実に発達させることです。そうすれば、やがて、わずかな干渉さえも許さず、良心の呼び声に穏やかに落ち着いて従えるほど成長できるでしょう。

 支配的な人とは、助けや導きを必要としている人です。つまり、ユニティという偉大で完全なる真理を悟り、仲間を愛する喜びを理解できるようになるための助けと導きを必要としています。真理に対する理解や他の人を愛する喜びを得られないことは、人生の本当の幸福を逃すことですから、私たちはそのような人をできる限り助けなければなりません。彼らに干渉を許す自分の側の弱さは、少しも彼らの助けにはなりません。支配されるのを穏やかに拒み、献身する喜びに気づくよう後押しすることが、彼らの人生の道筋を引き上げる助けとなります。

 自由を獲得し、個性と自立を勝ち取るためには、ほとんどの場合、多くの勇気と信念を必要とします。そして、最も希望のない、成功がほとんど不可能に見える時でも、神の子は決して恐れるべきでないことを忘れないでください。魂は人間に果たせる課題しか与えません。ですから、内なる神を信頼し、勇気を奮って努力を続ける人には必ず勝利がもたらされることを、いつも心に留めましょう。

 

 以上で前半は終りです。

 (集中できなくて何日もかかっちゃった…良かった感謝)

 よくもまぁこんな長いの、目を通してくれましたね? 感謝です。

 後半はこちら↓

『汝自身を癒せ (後半)』 by Edward Bach.(1931年) - シリウス・峠のランプ 大天使ウリエル

 

 

 

 

『汝自身を癒せ (後半)』“フラワーレメディの真髄を探る エドワード・バッチ著作集” by Edward Bach(1931年) & 支配者層ロックフェラー氏の主治医もホメオパシーとルネ・カントンの海水療法で治療etc


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『汝自身を癒せ (前半)』 by Edward Bach.(1931年)↓からの続きです。

『汝自身を癒せ (前半)』 by Edward Bach.(1931年) - シリウス・峠のランプ 大天使ウリエル

 

 

6章

 

 さて、親愛なる皆さん、ここまでで次のことが明確になりました。まず、愛とユニティがこの世の重要な基盤であるということ。そして、人間は本来、神の愛の子であること。また、全ての過ちや苦しみは、愛と優しさによって永遠に克服できるということです。以上のことがはっきりした今、この美しい全体像の何処に、生体解剖や動物からの腺移植手術を行う余地があるというのでしょうか。動物を犠牲にすることで、人間は自分の欠点や過ちから逃げおおせると思うほど、単純で愚かなのでしょうか。およそ2500年前、ブッタは、動物の犠牲が道徳的な罪であることを世に示しました。人類は、殺生を重ねてきた動物に、多大な恩義があります。しかも、その残酷な行為が人間に役立つどころか、人間界、動物界の双方に害しかもたらしていません。母なる地、古代のインドでは、人々は動物だけでなく、鳥の病気や怪我さえも治療するよう教育され、技術を磨くほど、この世の生き物に深い愛情を抱いていました。そして、広大な聖域を設け、狩猟者は皆病気になると狩りをやめると誓うまで医師に治療を断られるほど、動物を傷つけるのを嫌いました。このような美しい理想から、西洋人は、どれだけ遠く離れ、道に迷って来たのでしょうか。

 生体解剖を行う人を悪く言うのはやめましょう。彼らの多くは、本当に人道的な信念を持って働き、人間の苦しみをなくすことを願って努力しているからです。しかし、動機は十分に良いのですが、知恵に乏しく、生命の道理がほとんど理解されていません。どんなに正しい動機であっても、知恵や知識と結びつていなければなりません。

 腺移植に関連する黒魔術の恐ろしさについては、書くことさえやめます。黒魔術は、神に背く、また人間と動物に背く罪ですから、どんな伝染病よりはるかに悪いものとして必ず避けるよう切に願っています。

 以上のような1つ、2つの例外を除き、現代医学の失敗について詳しく述べることに意味はありません。破壊は、より良い建物を再建するのでなければ無益です。医学の世界では、すでに新しい殿堂の土台が築かれているのですから、その土台を多少なりとも補強することに集中したいと思います。

  また、現代の医師に対する非難も価値はありません。なぜなら、間違っているのは主に体制であって、それに携わる人間ではないからです。体制による経済的な理由だけから、今の医師には穏やかに落ち着いて診療する時間も、内省と熟考の機会もありません。内省と熟考は、患者の治療に命を捧げる者には不可欠です。パラケルススは、「賢い医師は、1日に15人ではなく、5人の患者を診る」と言いましたが、それは現代ではかなわぬ理想です。

 しかし、今、新しい、より良い医師の夜明けが訪れています。100年前にハーネマンが生んだホメオパシーは、長い闇夜の後にのぼる朝日の最初の兆しであり、未来の医療に大きな役割を果たし得るものです。加えて今、人々の注意が生活状況の改善と、より純粋で清潔な食事を取ることに向けられているのは、病の予防に向かう大きな進展です。また、霊的、精神的な誤りと病気との関連や、心が完成の域に達することで得られる治療の両方に関心が集まっているのも、明るい日の光が訪れる方向を指し示しています。その輝く光に照らされて、病と言う闇は消えてゆくでしょう。

 忘れないでいたいのは、病気は誰にでも起こる人類共通の害であるということ、一人ひとりが自らの病を克服することで、自分だけでなく、人類全体を助けることになるということです。病気を完全に打ち倒すには、かなりの量のエネルギーが費やされなければならないでしょう。そのために、あらゆる人が努力すべきです。他の人より健康でたくましい人は、自分の役目を果たすだけでなく、弱い仲間を大いに助けてください。

 病気の蔓延と増加を防ぐ確実な方法は、第一に、病の力を拡大させるような行動をやめること、第二に、病にそれ以上入り込む隙を与える自分自身の欠点を払拭することです。これを達成するのが本当の勝利と言えます。それによって、自分が自由になり、他の人にも自由に手を貸せるようになります。これは初めに思うほど、難しいことではありません。なぜなら、人はただ最前を尽くすことだけが求められていて、魂の声に耳を傾けさえするなら、皆が達成できるという事を心の奥で知っているからです。人生は、自分に出来ないほど厳しい犠牲を強いることはありません。心に喜びを持って、人生を旅すること、そして周囲の人の恵みとなることを求めています。そうして、この世に生のあるうちに、ほんのわずかでもより良いことを残せたら、その時人は自分のなすべき仕事を果たしたと言えるのです。

 宗教の教義は、適切にその意味を読み取るなら、全ての縁を断ち、神に従うようにと説いています。その意味では、自分自身を完全に高次の自己の指示に従わせるという事です。それは、一部の人が想像するような、家庭や安心感、愛情や満足感を捨てることではありません。それは全く事実からかけ離れています。例えば、立派な宮殿に住む王子は、王国の国民、いや、世界全体にとって、天からの恵み、神の祝福です。その王子が自分の務めについて、全てを捨てて僧院での修行の道に入ることだと思い違えたら、多くの恵みが失われてしまうでしょう。平凡な者から高徳な人まで、あらゆる境遇の人が、人生に与えられた務めを果たさなければなりません。運命という神聖なる導き手は、人々の最善のために、定めるべき役目を熟知しています。人は、その与えられた役目を自ら進んで十分果たすことだけが求められています。高徳な人は、修道会の聖職者だけでなく、船のボイラー室や工場の作業場にもいるものです。この世で、人は誰も、自分の務めを果たす為に与えられた力以上のことをするようには求められていません。そして、人間が高次の自己にいつも導かれ、最善を得るために努力するなら、必ず健康と幸福を手にすることができます。

 過去2千年のほとんどの間、西洋文明は、激しい唯物主義の時代をくぐり抜けて来ました。人間の本性と存在の霊的な面での認識は、生命の真理より世俗的な財産、野心、欲望や娯楽を重視することによって、大いに見失われてきたのです。人間がこの世に存在する本当の理由は、与えられた肉体から世俗的な利益だけを得ようとする熱意に曇らされてきました。それは、世俗的な事より深遠な物事を理解することでもたらされる本当の安心感や励まし、そして高揚感の不足した、生きるのが非常に困難な時代でした。過去数百年の間で、宗教は多くの人にとって、生きるために欠くべからざるものというよりは、人生に縁のない言い伝えのようになりました。また、高次の自己の本質や、今生から離れた前世、来世の知識が、行動の導きや励ましとなる代わりに、ほとんど意味のないものになっています。人は物質を越えたものを心の外に追いやり、苦労を埋め合わせる世俗的な快楽に頼ってきました。そうすることで、大切なことを避け、人生をできる限り居心地よくしようと努めてきたのです。そして、過去数百年の間、身分、階級、富と財産は、人間の生きる目標となってきました。しかし、これらは皆はかないもので、物質的な事柄に心を集中し、多くの心痛の種を持つことでしか獲得し維持することはできません。そのようにして、過去の時代で、人々の内的な真の平和と幸福は、人類が当然与えられるはずのものよりもはるかに軽視されて来たのです。

 魂と心の真の平和は、霊的に成長している時、私たちとともにあります。この平和は、いかに富を蓄えようとも得られるものではありません。今、時代は変化しています。社会は、ただの唯物主義の時代から、宇宙の実在とその真理を強く希求する時代へと移行しつつあり、今その多くの兆しを目にすることができます。例えば、物質を越えた世界の真理を知りたいという一般の関心が急速に増大し、また、前世と来世について知ることを望む人も増えています。さらに、信仰と霊的な方法で、病を癒す方法論が確立されたり、東洋の古代の教えや知恵が探求されています。これらは皆、現代の人々が物事の本質に触れていることを表しています。したがって、治療についても、時代の推移とともに、ひどい唯物論に基づく治療から、真理の実在の上に築かれた人間の本性を司る神聖な教えに則った科学の治療へと変化していかなければなりません。医療は、肉体を扱う物質的な治療法から、精神的、霊的な治療法へと移行していくでしょう。そして、魂と心の調和をもたらすことで病気の根本原因を一掃した後、肉体を完治させるために、物理的な手段を必要に応じて用いるようになるでしょう。

 医師が以上のことを十分に理解し、人々の霊的な成長とともに歩まない限り、治療術は、修道会、あるいは、いつの時代にもいる純粋な治療者の手に移る可能性は大きいように思えます。この世には、生まれながらの転職に携わることを保守的な人々に阻まれ、殆ど見過ごされてきた純粋な癒し手がいるものです。したがって、医師は将来、主に次の2点を目指すようになるでしょう。その第一は、患者が自分のことを理解できるよう促すことです。そして、犯している根本的な間違いや、性格において改善すべき不十分な点、また、対応する長所に置き換えてなくすべき性質の内にある欠点を指摘することです。そのために。人間の本性とそれを司っている原理を熱心に研究する必要が出てくるでしょう。そうして、医師は治療に訪れるあらゆる人の中に、魂と人格の葛藤を引き起こしている要素を明確に見つけ出せるようになるでしょう。患者に調和をもたらす最善の方法、やめるべきユニティに背く行為、欠点を払拭するために養うべき長所について、医師は助言できなくてはなりません。患者一人ひとりを、注意深く観察することが必要になるでしょう。心に人を助けたいという情熱を持ち、人々を理解することに人生の多くを捧げてきた者だけが、人類のためにこの輝かしい神聖な仕事を見事に引き受けることができます。そして、患者の目を開かせ、生きる意味を教え、病気の克服を可能にする希望と安心感と信頼を奮い起こすことができるのです。

 また、医師が目指すべき第二の点は、患者の心身全体に平和と調和をもたらすレメディ―を与えることです。レメディ―は、心が安定して視野を広げ、完成に向かう努力を後押しし、体が力を取り戻すのを助けて、心身全体に平和と調和をもたらします。そのようなレメディ―は、自然の中にあります。人間の病の治療と慰めの為に、神聖なる創造主の恵みによって自然の中に授けられています。 ~ 少し省略 ~

 

7章

 

 さて、ここで私たちは、いかにして自分自身を救うことができるのかという非常に重要な問題にたどり着きました。いかに心と体を、病気に襲われにくい、いや、襲われない調和した状態に保つことができるのでしょうか。葛藤のない人格が、病に抵抗力を持つのは明らかです。

 ですから、まず心について考えて見ましょう。これまで詳しく考察してきたように、人間は自分の内に欠点を見つけ出し、反対の長所を育てることで、欠点をなくしていく必要があります。欠点とは、魂の命ずる声に従わず、ユニティに背くよう人を導くものです。欠点を見つけて長所を養うことは、すでに具体的に述べてきた道筋に沿って行えます。偽りのない内省が、欠点の性質を浮き彫りにするでしょう。霊的、精神的な助言者や真の医師、親しい友人は、自分の状態を正確に把握する助けとなるはずです。しかし、自分の状態を知る完璧な方法は、静かな熟考と内省です。また、自分自身を平和な雰囲気で満たすことで、魂は、良心と直感を通じて語りかけ、魂の望む通りに人を導くことができます。毎日、誰にも邪魔されず、たった一人で過ごす時間を少し取ってください。そして、できる限り静かな場所に、ゆったりと座るか横になり、心を空っぽにする、あるいは、人生の仕事について落ち着いて考えてみるのです。するとやがて、とても大きな力が与えられていうことに気づくでしょう。いわば、知識と導きのひらめきがもたらされるのです。人生の難問にも、はっきりと答えが与えられると分かり、自信をもって正しい方向を選択できるようになります。そのような機会を通じて、自分の魂の声に従って人類の役に立ち、与えられた仕事を行いたいという真剣な願いを心に持ち続けることができます。

 欠点に気づいた時、その改善策は、欠点と闘う戦場にはありません。また、欠点を無理矢理抑え込むのでもないことを忘れないでください。欠点を矯正する方法は、相反する長所を着実に発達させることにあります。それによって、不快な存在のあらゆる痕跡を、自分の気質から自然に洗い流すことができます。これが欠点を克服し成長するための、自然にかなった純粋な方法です。個々の欠点と戦うより、はるかに容易で効果的です。欠点と戦えば、かえってその力を増大させ、意識を問題に集中させて本当に闘いをもたらします。非常にうまくいった場合でも、満足からはほど遠い押さえつけによる克服しか期待できません。なぜなら、敵は依然として存在し、人が気弱になるとまた現れるからです。欠点を気にせず、その力を失わせる長所を養うよう意識して努力すること、これが本当の克服と言えます。

 例えば、心に残酷な性質があるとしましょう。それを改善するひとつの方法は、「私は残酷にならない」と常に自分に言い聞かせ、道を間違えないようにすることです。けれども、これがうまくいくかどうかは、本人の精神力にかかっており、その気が萎えれば、自分の正しい決心をあきらめることもあるかもしれません。しかし逆に、心から仲間を思いやれるようになれば、この思いやりが残酷さをきっぱり存在し得なくするでしょう。それは、仲間を思いやる気持ちが、残酷な行動を避けるよう導くからです。この方法に抑圧はなく、油断した時に進み出てくる隠れた敵もありません。思いやりの気持ちが、他の人を傷つけ得るどんな行動も、人間の性質から完全に一掃してくれます。

 先に考察した通り、肉体に現れる病気の性質は、その発端の根本原因である心の不調和を特定する際に大いに役立ちます。また、もうひとつの重要な要素は、生きる意欲を持つことです。人生を単に、できる限りの忍耐で我慢すべき義務ととらえるのではなく、この世を旅する冒険であり、本当の喜びを深める機会と考えるべきです。

 唯物主義による最大の悲劇は、退屈さの増大と内的な真の幸福感の欠如でしょう。唯物主義は、苦労の埋め合わせや満足感を、世俗的な快楽や娯楽に求めさせようとします。けれども、これらは全て一時的に困難を忘れさせる以外、何ももたらすことはできません。苦労の埋め合わせを、金銭であがなった娯楽に求めるようになると悪循環が始まります。本来、娯楽、気晴らし、軽い冗談は、人間にとって良いものです。しかし、悩みを一時的に軽くするため常に頼り続けるなら、良いものとは言えません。この世のあらゆる娯楽は、人を惹きつけておくために、絶えずその力を増していく必要があります。そうしなければ、昨日の感激は明日の退屈に変わってしまうからです。それで人は、すっかり飽きて満足を得られなくなるまで、他のもっと強い刺激を求め続けるのです。何らかの形で世俗的な娯楽に頼る様になると、どんな人も、自分の欲のために悪魔に魂を売ったファウストのような存在になってしまいます。自覚することはあまりないかもしれませんが、生きることが我慢すべき義務でしかなくなり、子どもが必ず生まれながらに与えられ、生涯持ち続けるはずの本当の意味での生きる意欲や喜びが皆消えてしまうのです。また、今日の科学的な成果も極限状態に達しています。若返りや延命を実現し、肉体的快楽を増大させるための非道な手段による開発が進められています。

 退屈な状態は、一般にりかいされているよりもはるかに多くの病気を招いています。今日、この状態は人生の早い時期に起こるので、退屈が関係して起こる病もより若い年齢で現れます。しかし、人が、自らの内に神性を備えているという真理や、この世での務めを理解することで、経験を積み、人の力になる喜びを得るならば、退屈な状態に陥るはずはありません。退屈を解決する方法は、周囲のあらゆるものに積極的で旺盛な関心を持つことです。また、常に人生を注意深く観察し、万物の背後にある真理を仲間や日常の出来事から学んで、学んで、学び尽くすことです。そして、知識と経験を得る喜びに我を忘れて没頭し、共に旅する仲間の為にいつでも役立てられるよう、機会に備えておくことで退屈を一掃できます。そのようにして、働き、遊ぶ、あらゆる瞬間が、学ぶことへの熱意、すなわち、勇気ある冒険や、やりがいのある行動を、実際に体験したいという強い願いをもたらします。この熱意を強めていくにつれ、ほんの小さなことからも喜びを得る力を取り戻していることに気づくでしょう。そして、以前には単調で退屈だった出来事が、冒険と探究の機会となるので素。こうして見い出される本当の喜びとは、日常の単純な物事の中にあります。なぜなら、単純なことこそ、大いなる真理に近いからです。

 あきらめは、人を人生という旅路で、観察力のないただの通行人にしてしまいます。そして、計り知れない悪影響への扉を開けてしまうのです。それは、日常生活が冒険精神と冒険する喜びに満ちている限り、決して入り込むことのなかったものです。与えられた仕事が何であろうと ― 人のあふれる都会の労働者であろうと、人里離れた丘陵の羊飼いであろうと ― 退屈を興味へ、単調な義務を楽しい経験の機会へと変化させ、日常生活を、宇宙の偉大な根本原理と人々への慈愛の精神を情熱的に学ぶことへと変えるよう努めましょう。あらゆる場所で ― 山々や谷あい、あるいは人々の中でも ― 万物創造の原則を観察する機会が十分にあります。まずは毎日の生活を、興味の尽きない冒険へと変えましょう。そうすれば、退屈することはなくなります。そのようにして得た知識によって、魂と心を一致させ、また、神の創造した偉大なるユニティと心を調和させるよう努めてください。

 また、生きる意欲を持つためのもうひとつの根本的な助けは、あらゆる恐れを捨てることです。恐れは、実のところ、人間界には本来存在する余地のないものです。なぜなら自分自身である内なる神性は、不屈で永遠の存在だからです。そのことをただ理解するだけで、人間は神の子として恐れるものは何もなくなります。恐れは、唯物主義の時代において、人間がこの世の所有物を(それが肉体であろうと外的な豊かさであろうと)重視する度合いに比例して、必然的に増大しています。これらが私たちの世界の全てであるとしたら、とらえる機会を逃すのではないかと極度の不安が湧き起こり、実際に機会を逃してしまうこともあるかもしれません。それは、この世の所有物が、とてもはかなく、手に入れるのが難しく、ほんの一時しか所有できないものだからです。はっきり自覚していようといまいと、人間は絶え間なく続く恐れの中で生きざるを得なくなります。心奥の自己において、人はこの世の持ち物が今にも奪われるはかないものであり、せいぜいそくしても、短い人生の間だけしか所有できないことを知っているのです。

 現代、病気の対する恐怖は拡大し、非常に有害な力となっています。それは、恐怖心が恐れているものへの扉を開け、入り込みやすくしているからです。恐怖というのは、実は私欲と同じものです。というのも、人間が他の人の幸福に我を忘れて、真剣に没頭するなら、個人的な病を心配する暇はないからです。

 現在、恐怖心が病気の勢いを強めています。それは現代科学が、まだ十分に立証されていない発見を一般社会に広めることで、恐怖の影響力を拡大して来たからです。病気に関係する細菌やさまざまな病原菌に関する知識は、何万という人の心にパニックを引き起こしました。そして、人々の中に呼び起こされた恐怖が、かえって人を病にかかりやすくしています。細菌の様な微生物は、肉体的な病気に関係しているか、一部が誘因となっていることもあります。しかし、科学的にあるいは当然の事として説明のつくような、真相の全てでは決してありません。科学が物理的な根拠に基づいて説明しきれない要素があります。それが、同じ感染の可能性を持ちながら、病に冒される人もいれば、冒されないで済む人もいる理由です。唯物主義は、病の要因が物理的な次元を超えたところにあるのを見落としています。どんな病であろうと、その要因こそが、日常の暮らしの中で、人を病から守ったり、かかりやすくしているのです。恐怖は、人の心を落ち込ませることで、物理的な体と磁気的な体に不調和を引き起こし、病が入り込む隙を与えます。細菌やそれに類する物質的な要素だけが、確かで唯一の病の原因であれば、それを恐がらないようにと言っても難しいかもしれません。しかし、一番悪い伝染病でさえ、感染の危険にさらされた人の一部だけが病に冒されています。また、これまで見て来たように、病の本当の原因は人格にあり、それは自分で管理できるものです。このことを理解するなら、人は、自分自身に病を治す手立てがあることを悟り、恐れず勇敢に行動できるようになります。そして、物質的な要素だけを病気の原因ととらえることで生まれる、あらゆる恐れを心から払い除けることができるのです。それは、病気を心配することが、かえって病気にかかりやすくしていることに気づくからです。また、人格に調和をもたらすよう努めるなら、病気を心配する必要はほとんどないこともわかるからです。稲妻に打たれるか、落下した隕石のかけらにぶつかる以上に、病気の心配をする必要はなくなります。

 さて、ここで物理的な肉体について、よく考えて見ましょう。決して忘れてはならないのは、肉体は、魂の地上の住処に過ぎないという事です。人間は、経験と知識を得るために、この世と接触できるよう、ほんの短い間肉体に住んでいるに過ぎません。自分の本質と肉体をあまり同一視し過ぎず、自らの務めを果たすために、健康で、より長く生きられるよう体を尊重しいたわるべきです。決して一瞬でも、体を意識しすぎたり、過剰に心配してはなりません。できる限り気にしない様にして、体を魂と心の乗り物、あるいは、人間の意志を行動に移す働き手として使うべきです。体が、内外ともに清潔であることは非常に重要です。外的な清潔さについて言えば、西洋人は、入浴の際、熱すぎる湯を使っています。これは毛穴を開かせ、体内に汚れを入り込ませてしまいます。加えて、石鹸の過剰な使用は肌の表面をべとつかせます。目立つ汚れを落とすのに必要な量だけを使い、その後は真水できれいに洗い流すと良いでしょう。シャワー、あるいは数回湯を変えて流す時には、冷水かぬるま湯がより自然で、体を健康に保たせてくれます。

 体内の清浄さは、食事にかかっています。清潔で、滋養に富んだ、出来る限り新鮮な食べ物だけ ― 主に、天然の果物、野菜、ナッツ類 ― を選ぶのが良いでしょう。動物の肉は、間違いなく避けるべきです。それは、第一に、体内に多くの毒を物理的に発生させ、第二に、異常な過度の食欲を刺激し、第三に、動物界への残酷さを余儀なくさせるからです。そして、体内を清潔にするために蒸留した人工飲料を避け、多量の水分 ― 水と天然のワイン、大自然の恵みをそのまま活かした飲み物 ― を取るべきです。

 また、睡眠を取り過ぎるべきではありません。人々の多くは、眠っている時より目覚めている時の方が自分を管理できます。昔の人の言う「寝返りを打ったら起きる時」という言葉は、いつ起きるべきかについてすばらしい導きを与えてくれます。

 衣類は温かさが保てる程度に、軽いものにした方が良いでしょう。そうすることで空気が体に届き、日光と新鮮な空気が可能な限り肌と接触できます。また、水浴びや日光浴は、生命力や治癒力を大いに与えてくれます。

 あらゆる点で快活さは養われるべきであり、人間は疑いや落胆に押しつぶされないようにしなければなりません。疑いや落胆は人間の本質ではなく、魂は喜びと幸せしか知らないという事を忘れないでください。

 

8章

 

 以上のように、病気の克服は次の4点にかかっています。第一に、人間の本性には神性があり、その神性によってあらゆる間違いを乗り越える力があると気づくこと、第二に、病気の根本原因は人格と魂の葛藤であると理解すること、第三に、その葛藤を引き起こしている欠点を発見できる意欲を持つこと、第四に、欠点の反対の長所を育てることでどんな間違いも取り除ける、ということです。

 ~ 省略 ~

 人間は、自らの役目として、心を平和に保ち、魂と調和し、個性を守り、目的をしっかり持たなければなりません。私たちは本来、神から生まれた創造主の子どもですから、完成の域に達する力を内に備えています。それを一心に養うなら、やがて最終的に必ず完成に至る力を得られるでしょう。そして、このことが最大の特質となるまで、心の内で強めていく必要があります。人はいつも平和な心を保たなければなりません。心を、常に穏やかな湖、静けさを妨げるさざ波ひとつない湖と想像してください。このような平和な心の状態をゆっくりと育んでいくことで、どんな状況でも、日常の出来事や環境や他の人が、湖面を波立たせる、つまり心に苛立ちや落胆、疑いの感情を引き起こすことはできなくなります。毎日、少しの時間を取って、心の平和の素晴らしさと平穏の恩恵について静かに考えることは大きな助けとなります。また、多くの事を達成するのは、心配したり慌てることによるのではなく、落ち着いて冷静に考え、行動することで、全てがより効率よく行えると気づくことも、大きな力となるでしょう。この世での行動を魂の願い通りに調和させ、この世の試練や苦難に乱されない平和な状態であり続けることは、実に偉大な達成であり、人に理解の及ばぬほどの平和をもたらします。はじめは、夢にもかなわぬことのように感じるかもしれません。しかし、忍耐と不屈の努力を持って取り組めば、現実のあらゆる人の手に届くものです。

 人は皆が聖人や殉教者、高名な人物になるよう求められているわけではありません。ほとんどの人に、あまり目立たない役割が与えられています。けれども、あらゆる人が人生の経験と喜びを理解し、内なる神に定められた特別な仕事を自ら進んで果たすことが求められているのです。

 病気の人にとって、心の安らぎや魂との調和は回復への最大の後押しです。ですから、医療と看護は将来、これを患者の心に強めていくことにもっと注意を払うようになるでしょう。今日の医学は、物理的、科学的な手段でしか病状の経過を判断できません。そのため、回復に不可欠な心身の穏やかな休息やくつろぎを促すより、それを妨げるような頻繁な検温や多くの看護を重視しています。いずれにしろ、まだ病気の軽いうちに数時間完全にくつろぎ、高次の自己と調和を取ることさえできたら、病気を予防できることは間違いありません。まずは、病の始まりで自分を静かに落ち着かせる必要があります。キリストが、嵐の中ガリラヤ湖で小舟に乗り、湖に向かって「黙れ。静まれ」と命じたことに象徴されるように、心を静め、落ち着かせることです。

 私たちの人生に対するとらえ方は、人格が魂にどのくらい近いかによって決まります。魂との調和に近づけば近づくほど、心和やかに安らいでいられます。そして、より高い領域の光あふれる喜びや真理の光が、もっと鮮やかに輝くようになるのです。というのも、この喜びや真理の光は、神の永遠なる真理を土台としているので、世の中の困難や恐怖にひるむことなく、人間をしっかりと支えてくれるからです。また、この世の出来事がどんなに痛ましく見えようとも、人間の成長におけるほんの一時の経験にしか過ぎないことを確信できるようになります。また、病気でさえ本来は有益であり、最終的に人間に役立つよう意図され、必ず完成へと促す特定の法則が働いています。このことを理解する人は、他の人にとってはひどい重荷となる出来事にも、影響を受けたり落胆し動揺することはありません。そして、確信のなさ、恐れ、絶望の全てが永遠に消えていきます。人間が自分の魂、すなわち、天に在す父なる神と常に一体であるなら、その時にこそ、この世界は本当に喜びの場所となり、いかなる悪影響も受けなくなるのです。

 人間は、自分の内なる神の偉大さを悟ることや運命の強大さ、前途の輝かしい未来を知ることはできません。それが出来たら、人生は挑戦ではなくなり、努力することも真価を問うことも必要なくなるでしょう。人は普段、その偉大なるものに気づかないでいますが、長所とはそのような気づかぬものの中にあります。また、この世の困難から学び、賢明に生きる勇気と信念を持つことの中にも長所は存在します。私たちは、どのような方法でも、高次の自己との交流によって心の調和を保つことができます。その心の調和こそが、この世のあらゆる障害を乗り越え、道を迷わせる影響力に負けることなく、自分に定められた使命を果たす為の真っすぐな道に沿って、人生の旅路を進むことを可能にしてくれます。

 次に、自らの魂の命ずる声だけに従い、環境や他の人に振り回されることはなくなります。そして、自分自身の主、すなわち人生という荒波に浮かぶ船の船長になれるのです。自らの心に正直な舵取りを決してやめず、何があっても他の人に任せてはなりません。人は、どんなことがあっても必ず、自由を手に入れなければなりません。自由になることによって、行う全ての事、あらゆる行動や思考さえもが、内なる源から引き出されるようになります。そうして、自発的に、ただ自発的に、自らを与えて生きられるようになるのです。

 これに向かう最大の障害が、ごく身近な人である場合があります。それは、因習によってもたらされた恐怖と間違った義務感が、今の時代に恐ろしいほど広がっているからです。ですから、私たちは勇気を強めていかなければなりません。とても多くの人が、人生の大事に直面する勇気を十分に持っているように見えながら、その実、身近な人との関係で勇気を持てずにいます。人は個人的な感情を交えず、物事の正誤を判断し、身内や友人の前でも恐れずに行動する強さを持たなければなりません。何と多くの人が、外の世界では英雄であるのに、家では臆病者なのでしょうか。使命を果たすのを妨害する手段は実に巧妙かもしれません。しかし、見せかけの愛情や好意、あるいは間違った義務感、他の人の願いや欲のために、人を奴隷にするようなやり方 ― そのような全てを、私たちはきっぱりと捨て去るべきです。周囲の人からの干渉を受けないようになるためには、魂の声、その声だけが自分の従うべき務めであることを心に留める必要があります。個性を最大限に育て、自らの魂の導きと助けだけを頼りに生きることを学ぶべきです。そして、可能な限りのあらゆる知識と経験を、自由に得られるようになるべきでしょう。

 また同時に、自分自身も必ず人に自由を与えるよう気をつけなければなりません。そして、人に何も期待せず、逆に人が困難に直面し助けを必要としている時にはいつでも進んで励まし、力になるべきです。このようにして、人生で出会うあらゆる人は ― それが母親であろうと、夫であろうと、あるいは子ども、友人、または見知らぬ人であろうと ― 共に旅する仲間になります。その仲間の精神的、霊的な成長の度合いは自分と異なるかもしれません。しかし、皆が人類という仲間の一員であり、同じ輝かしい目的を目指して共に旅する大いなる共同体の一部なのです。

 人は、勝利を獲得するための不動の決意と、山頂に達するための強い意志を持つべきです。途中で滑って転んだことを一瞬でも悔いてはなりません。間違いや挫折なくして、大きな進歩を遂げることはないのですから、将来つまずくのを減らす経験ととらえるべきでしょう。また、過去の間違いを思い返して、決して落ち込んではなりません。それはもう済んで終わったことです。間違いから学んだことは、同じ過ちを繰り返さないための助けとなります。人は休むことなく着実に前進し続けるべきです。決して後悔したり、振り返ってはなりません。一時間前でさえ澄んだ過去であり、私たちの前にこそ光輝く素晴らしい未来があるのです。人は、あらゆる恐怖を心から追い払わなければなりません。恐怖心とは人間に決して存在するはずのないものです。人が自分の神性を見失っている時にだけ現れるものであって、恐れは、人間の本質ではありません。私たちは創造主の子、神の生命の火花として、無敵で不屈な永遠の存在です。一見、病気は残酷に見えます。それは、病気が他の人に対して残酷になるような、間違った思考や行動の報いであるからです。したがって私たちは、慈愛と友愛という特質を、最大限に養っていく必要があります。そうすることで、後に残酷なことをしてしまう可能性を消し去ることができます。

 愛する気持ちを育めば、ユニティをはっきりと理解できるようになります。つまり、人は誰もが、神の偉大な創造物であるという真理に気づくようになります。

 人間の悩みは全て、大いなる源との分離感が原因です。これは、愛を養い、偉大なるユニティを心から理解すれば、すぐに消えてなくなります。宇宙は神の表れです。神が再誕して、宇宙は生まれ、宇宙の終末、神はさらに進化しています。ですから、人間について言えば、体は自分の内面の表れであり、内的な性質が現実に形を成したものです。つまり、人は本性を表現し、意識の特性を体現していると言えます。

 西洋文明には、キリストが人々を導くためにあらわした素晴らしい手本があります。それは、完成の域に達するための偉大なる規範と教えです。彼は人々のために、人格と魂の仲介者の役を務めました。この世でのキリストの使命は、いかに高次の自己、すなわち天国の父なる神と調和して一体となり、万物の大いなる創造主の御心に沿って完成の域に達するかを教えることでした。

 同様に、ブッダ、そして人々を導くために時あるごとに地上に降りてきた偉大なる師たちも、いかにして完全な段階に到達できるかを示してきました。人間が完成に向かう道に、中途半端というものはありません。私たちは真理を認め、受け止めなければなりません。そうして、創造主の無限なる愛の計画と自分自身を、たがうことなく一致させていかなければなりません。

 ですから、兄弟姉妹の皆さん、自らに神性があることを受けとめ、その意味を理解して、輝く太陽の光のもとに出てきてください。そして、幸福になり、幸せを分かち合うという「完全なる計画」に加わるよう、真剣に、断固として、自分のなすべき仕事にとりかかってください。神の願いに従うためだけに存在し、若い仲間の力になることを大きな喜びとするホワイト・ブラザーフッドと力強い絆を結んで、仕事を始めようではありませんか。

 

 完

 以上で転載、終わりです。

 やっと打てた…。

 この世界の支配者層の一人、ロックフェラーさんの主治医は、ホメオパシー医療の医師だそうです。その医師もルネ・カントンさんの海水療法を用いていたそうです。

 この世界から病気がなくなってしまったら、医療業界に投資してる支配者層の彼らは儲からない。医療は彼らに莫大な富をもたらす産業でしかなく、薬は病気を治すものじゃなかったんです。想像を絶するでしょうけど…

 薬やワクチンには、水銀、ヒ素、遺伝子組換え、ウイルス、etc、とか毒が入ってるそうです。

被害が多発してる? 信じられない人はyoutubeとか検索して見てみてくださいね?

 医師や歯医者さんの殆どは、病気についてや、この世界の支配の実態とかなんも分ってなくて、ただ闇側のマニュアル通りに医者やってるだけだから、医者から言われたことを、何でもハイハイと、聞かないほうがいいと思います。人間には、ちゃんと免疫力というものがあるんですから。

 歯医者では、毒物産廃として処理するしかないフッ素(F素)や、水銀、環境ホルモンが入ってる物を使っている。

せめて、「フッ素が入ってない物を使ってください。フッ素を塗らないでください」と言った方がいいです!

 (参考)

 ◎タダ(無料の意)の海水を用いて、数十万人の病気を治した全体医療の医師、ルネ・カントンさんについて↓

 

 ◎「重曹と海塩」入れたお風呂は、癌や放射能だけでなく、身体の排毒と帯電も洗い流してくれる感じするよ? 曲げた時、痛くなくなった?

 お風呂場とか粗塩で洗うんだけど、裸足になってお風呂場掃除した時、あとで膝が痛くなくなったなぁと思った時あったよ?

 

「 ●お風呂や飲料水に重曹を:

 放射能毒を体内から排出する為には、お風呂のお湯に海塩と重曹を1/2カップずつ入れてください。毎日20~30分間を約3週間、又は、2日に1度、6週間、そのお湯に浸かります。 」←抜粋↓

 *震災後UpしてくれたToniさんの「おかえりなさい」の元のページがなくなってるのでこちら→重曹は放射能汚染除去にも強い威力 - るいネット

 以上、参考、終り。

 まぁこれで良しにする。やっと打てた感謝です。

 ここまで目を通してくれたあなた様にも感謝です。くたびれましたか?

 間もなく病気はすぐ治り若返るそうですから、できるだけ毒なものは取らない方がいいとは思いますが、体の心配はあまりし過ぎないで明るくいてくださいね?

 それではまた。    草々。

                 2018.0114. ウリ.

 

 

 

 

『天使の話』天使界の役目、天使は依頼しないと助けれない、大胆で途方もないヴィジョンを、怖れを超越する、内なる導きに耳を傾け… by アーキエンジェル・マイケル(大天使ミカエル)

 

 ロナ・ハーマンさん経由の大天使マイケルからのメッセージどれもいいんだけどこれはUpしとかんとなと思いました。

f:id:daitenshiurieru:20190807133038j:plain 以下↓、“黄金の約束 下巻「私はアーキエンジェル・マイケルです」” ロナ・ハーマン著より、転載させていただきます。

 (コレ↑もう随分前のメッセージですけどね? 出版が2000年なのかな?分かんないけど、だからそれ以前のメッセージだね?)

 

 第62章 天使の話

 

 愛するマスターたちよ、地球という惑星は回転しながら、光に照らされた意識の螺旋状の道を上昇しています。その後ろに、地球の住民を彼らの源と真のアイデンティティーから切り離してきた、古くて歪んだ見解や概念が取り残されています。次元と次元の間のカーテンが上がり、あなた方がそもそもどこからやって来たのか、そしてこれからどこに行こうとしているのかを、少しだけ見せてくれています。あなたの中から聞こえる小さな声が、これまでよりもはっきりと、より頻繁にあなたに語りかけるようになっています。鮮やかな夢を見ることも多くなっています。そうした夢の多くは、物質の世界で見たどんな色よりも鮮やかな色の夢です。こうしたことのすべてが、再び我がものとして宣言するプロセスの一部です。すなわち、故郷に帰る道筋で、「聖なる光」の贈り物や衣を再び自分のものであるとして宣言するプロセスです。

 

 現在、あなた方は様々な価値体系を手放し、創造についての拡大されたヴィジョンが人類の意識に浸透しているわけですが、これは、地球は平らであり、船は未知の海域にあまりにも入りすぎると海の端から落ちると誰もが信じていた時代と似ています。愛する人たちよ、あなた方は再び未知の領域に足を踏み入れようとしているのです。しかし、今回はエネルギーと宇宙の未知の領域です。

 未知のものに対する怖れは、ハイアーセルフの導きから切り離された人びとを常に制限してきました。その結果、彼らは自分の力を放棄して、他の人によって供給される真実や方向に依存します。大胆にヴィジョンを抱いてそれを顕現するだけの決断力を持った人びとが供給する真実や方向です。不幸なことに、こうしたパイオニアの多くは他人の利益はあまり考えず、自分だけの利益を中心に考えています。支配と富を求める願望です。

 今、人類は存在の根底を揺るがされています。これは、スピリットがあなた方人間のすべてを、かくも長い間にわたって縛りつけてきた三次元の鎖を断ち切ろうとする中で起こっています。

 

 今という時は、大いなる変化に満ちた落ち着かない時代です。地球の至るところで大惨事が果てしなく起こっているように見受けられます。だからこそ私たちがここにいて、あなた方に援助の手を差しのべ、行くべき道を示していることを知ってもらいたいのです。

 この「覚醒の時代」の最も素晴らしい贈り物の一つは、私たちとあなた方の再会です。これまでにも何度も話し説明したことですが、ここでもう一度、天使界が創造主の壮大な計画にどのように関わっているのか、私たちの役目が何であるのかについて説明させてください。

 

 天使界のヒエラルキー(序列組織)には数多くのレベルと部門がありますが、それは創造主の我れについての意識的な表現のわずか一局面に過ぎません。私たちアーキエンジェルは、あなた方と同じように神の意識の属性と徳性を持っています。違いは、私たちの場合は創造主の特定の属性、いうなれば、「神の心」の一側面のための推進力のエネルギーを放射しているところにあります。私たちは信頼、愛、創造主への絶対的な従順を体現しています。常に変わることはありません。数多くの表現を持つ天使界は、あなた方のような大胆な存在に援助の手を差しのべ、導き、滋養を与え、教えるために創造されました。あなた方は神の意識を最も断片化された形で体験するために、自らをより小さな存在すにすることに同意した人たちです。当初は、あなた方は「神の心」側面と属性をすべて体現していました。しかし、数多くの時代を経て、数多くの高い次元を降りてくる中で、高次元の意識をあなたの「ありてある我れ」に預けたのです。

 

 美しく輝くライトボディで初めて地球にやって来た時、あなた方はこの太陽系の神の意識の七つの光線を放射していましたが、「ありてある我れ」の光線が七つの光線全体の上にかかっていました。時間が経過するとともに、あなた方は一部の属性ないしは「光線の徳性」を徐々に高めるようになりました。しかし、それは他の徳性を犠牲にすることによって行われました。つまり、他の徳性をネガティブで制限的な表現形式で使うようになったということです。

 あなた方の中には精神的な面が強い人もいれば、感情的な側面が強い人、創造的な表現に心ときめかせている人、科学的なことに関心の焦点がある人、献身的に奉仕する志向の人など、いろいろな人がいます。これらの表現はすべて望ましいものですが、思い出してください、私たちはバランスの大切さについて何度も話してきました。いま必要とされていることは、神の創造性のすべての徳性と属性のポジティブな面を統合して活用することです。同時に、あなたの「ありてある我れ」の特定の贈り物、すなわち、あなたの存在全体にかかる主要な光線のエネルギーをマスターして高めることです。

 

 創造主の精神的な輝きであるエロヒム、形態の偉大な建設者たち、不可思議なデヴァーと精霊の王国が(彼らは地球上および他の世界の自然界の創造を助けた存在で、現在はそれらの世界を差配しています)、この大いなる変化が逆巻く時に、援助の手を差しのべるべくあなた方の傍らに立っています。

 あなた方には皆、ガーディアン(守護者)である天使的な存在がついているということを、真実として受け入れているでしょうか。これらの天使界の存在たちは、あなたが生まれた時にあなたに割り当てられました。彼らは、「普遍的法則」の範囲内で、またあなたが許す範囲内で、あなたを忠実に守り、あなたに奉仕するでしょう。このほかにも、あなた方に奉仕する気持ちがあり、その準備ができている素晴らしい天使界の存在がいます。しかし、まずあなたが依頼しなければなりません。なぜなら、彼らはあなた方の自由意思を踏みにじることを許されていないからです。

 

 愛と喜びは天使たちを磁石のように引きつけます。天使の最大の願望は人類に奉仕することです。しかし、彼らに懇願するのは良い方法ではありません。今あなたが努力していることを手伝ってくれるように依頼すれば、必ず協力してくれるでしょう。あなたの願望がすべての存在にとって最善のことであれば、あなたの夢を顕現する手伝いをしてくれるでしょう。しかし、それは彼らの時間の中で、彼らのやり方で実現すということを知ってください。お金という概念は天使にとってはよく分かりません。ですから、お金とは言わずに、豊かさ、喜び、愛・やすらぎを顕現する手伝いをしてください、と依頼してみてください。これなら彼らにも分かります。しかし、あなたも必要なステップを実行することによって自分の役目を果たさなければなりません。あなたが潜在意識の中にまだ持っている、自分で自分を妨害する信念体系を除去することもその一つです。

 

 心の問題、あるいは精神的な努力ないしは創造的な努力に関して、あなたに援助の手を差しのべてくれる愛情いっぱいの天使的な存在もいます。彼らは、決心を固める手伝いをしてくれるでしょう。あるいは、あなたの身体のエレメンタルと一緒になって、肉体という形での健康と幸福感をもたらしてくれるでしょう。遊ぶのが大好きな丸ぽちゃで愛らしい天使たちが、喜びと軽やかな心をあなたのところに届けようと待ち構えています。「神の光」を運ぶこれらの大切で小さな存在は、あなた方のそばにいて、小さな奇跡や偶然の一致で驚かせるのが大好きです。失くしたものを見つけてくれるように彼らに頼んでみるとよいでしょう。彼らとコミュニケーションする方法を学ぶこともできますが、かれらの言語は言葉ではなく、感情と思考の言語です。真実が述べられると、彼らは「天使のでこぼこ」(何かに感銘した時に、ぞくぞくして鳥肌が立つこと)をあなた方の皮膚につくってコミュニケーションをします。時には天使のキスで電話をしてきます。あるいは、美しい香りであなたを包むこともあります。天使界は神の愛と輝きを人類にもたらします。天使たちの最大の願いは奉仕することなのです。

 

 天使の本質は肉体という形で地球にやって来ますが、それは、あなた方のような人たちを通してやって来るのです。彼らは偉大なるアーキエンジェルの代表として、人びとに混じり、神の意識の徳性や属性を人びとと分かち合います。そうです。彼らはあなたと同じような存在です。大切な友よ、あなたもその一人かもしれません。あなたは人間としての進化を遂げながら、勉強や仕事や奉仕を通じて進化の階段を一歩一歩、昇っているところです。今という時にあっては、神の意識のあらゆるレベルを代表する人たちが地球上に存在しています。彼らは、創造主の最も高遠で精妙な側面を地上に固定するために人間の身体という形をとっているのです。あなた方は想像することもできないほどに荘厳で大切な存在だと私たちが言った理由が分かったでしょうか。

 

 愛する人たちよ、あなた方の世界の未来のヴィジョンを築くというプロセスを続けることにしましょう。最初に、可能性に制限がない高次元の世界でヴィジョンを築くことから始めるということを理解しなければなりません。あなた方の思考形態は、宇宙の「光の物質」を引き寄せながらゆっくりと形をとり、それから地球上の物質界で徐々に顕現し始めます。心の集中と意図が強ければ強いほど、ヴィジョンは早く顕現します。

 すべての存在にとっての最善を動機として、意識を統合した意図をもって集まると、非常に大きなシナジーでつながった思考形態をつくることができます。あなた方が大衆意識に大きく食い込むことに成功している理由はここにあります。スピリチュアルなライトワーカーの数は一般大衆の数よりも少ないのですが、すべての存在に対する愛、安らぎ、豊かさ、調和のあなた方の統合された思いのおかげで大きな前進をしているのです。

 大胆で途方もないヴィジョンを持つべき時です。愛情に満ち、マスターのような尊厳のある存在としてのあなたを想像してみてください。それから、愛と光とやすらぎと喜びの共同創造主として、多次元にどのように機能したいのかをできるだけ詳しく形に表してみてください。

 

 毎日、次の言葉を唱えてください。

 

 私は健康です。私は若々しく行動します。私は生きることの情熱に燃え、エネルギーに満ちています。私は生気できらきらと輝き、毎日毎日を大切にします。絶えず拡大する私の意識を表現する一つひとつの機会を大切にします。私は他の人たちが古く擦り切れた現実を解放できるようにインスピレーションを与えます。私は、毎日毎日、人生を目いっぱいに生きて、喜びに身を躍らせながら、勇気をもって未来へと前進します。キリスト意識が降下して私の身体と心と感情を支配する中で、私は毎日さらなる力を与えられています。私はこの身体のままでアセンションします。しかし、私の使命が達成され、私の運命が実現するまで地上にとどまります。

 

 怖れを新しい目で見はじめてください。次の言葉を信じ切るまで唱えてください。

 

 私は怖れと新しい関係を築いています。怖れは私のために奉仕してくれる感情です。私は常に感情を支配しています。したがって、私は怖れを支配しています。

 

 怖れをを超越するということは、怖れを体験し、怖れを観察し、怖れから学び、怖れを通過するということです。このように、怖れは警鐘としてあなたのために役立ってくれるものです。あなたが何を自覚する必要があるか、何のバランスが崩れているか、何を調和のとれたものにする必要があるかについて、警鐘を鳴らしてくれるのが怖れです。感情はネガティブなエネルギーの思考形態と、ポジティブなエネルギーの思考形態から成っています。感情をあなたのマスターにするのではなく、あなたが感情のマスターにならなければなりません。

 

 あなたのヴィジョンの感情的な性質のために土台を築いてください。あなたに喜びを与えるものは何でしょうか。あなたの心を感謝の気持ちで満たしてくれるものは何でしょうか。あなたのスピリットが飛翔することを許してあげなければなりませんが、同時に、魂とインナーチャイルドも育んであげなければなりません。内なる無邪気さに触れるもの、無邪気さを育んでくれるものを表現し、自分のものであるとして宣言してください。しかし、あなたはこれらの感情ではないことを知ってください。

 表現の自由はあなたのヴィジョンの重要な局面です。まったく自由に心の赴くままに、自分の好きなことや欲求に従う権利があることを知ってください。ただし、それがすべての存在にとって最善のことであるという条件はつきます。人びとに最善のことを期待してください。そうすれば、彼らはあなたの期待に応えてくれます。奇跡と美と喜びに満ち充ちている人生を我がものであると宣言し、そのヴィジョンを持ってください。そうすれば、最も壮大なる内容の確言も徐々に実現するでしょう。すべてのものを支持し、愛し、大切にするならば、あなたもサポートされるようになり、愛され、大切にされるでしょう。

 

 あなた自身の人生哲学や生活哲学を持ってください。あなたの内なる導きに耳を傾け、識別してください。あなたという存在の数多くの分身と今すぐに交流を始めてください。彼らが皆、あなたのまわりにいるようなつもりでそうしてみてください。なぜなら、実際のところ、彼らはあなたのまわりにいるのですから。あなたは五次元、あるいはそれよりも高い次元の情報や叡知に意識的にアクセスしています。そのような情報や叡知をあなたの真実として受け入れる時、あなたのガイド、先生、マスターの方々、天使界の存在、「光の偉大なる存在たち」と、はっきりと真実のコミュニケーションができるようになるでしょう。次の言葉を確言してみてください。

 

 私は「光の神聖な道具」です。私を通じて高次元の創造の周波数が流れてゆきます。この瞬間から「地上の天国」という完璧なヴィジョンを100パーセント生きます。私は毎日、形あるこの世界において「神聖な顕現」のマスターになりつつあります。私は三次元と四次元の制限と限界を超越して行動します。私は神の光のたいまつを掲げます。私は天使の愛を放射します。この瞬間から、毎日毎日、私の完璧な「神のありてある我れ」を私に引きつけ、私の体内を通過させ、私のまわりに存在させます。

 

 道に障害物があっても、それが邪魔をすることを許さないでください。大胆にその障害物を乗り越えていってください。不快感や苦痛のために失望しないでください。あなたの天使たちに依頼して、慰めとサポートを得てください。他人に対する疑いや価値判断によって、あなた自身の決心を弱めることのないようにしてください。模範となることによって真実を示し、あなたの信念において大胆であってください。愛する人たちよ、目標から目をそらさないことです。ゴールはあなたが考えているよりも近くまで来ています。

 

 私たちの「父にして母なる神」の愛情に満ちた思いをお伝えします。「わが愛する光の子どもたちよ、あなた方は私たちの視界の中で祝福されています。あなた方に私たちは大いなる満足を感じています」

 

 かくして、進化の螺旋が一回転しました。あなたは次の覚醒の準備ができていますか。私はアーキエンジェル・マイケルです。

 

 以上↑、転載、終わり。

 

 あ~~やっと打てた。感謝です。

 目を通してくれたあなたにも感謝です。打ったかいがあったというもんだ。

 こういう本、読んだことない人には(あたしもよう分かってないやってないで打ってる)、用語解説も打ったほうがいいかもだけど、もうくたびれ… てないけどヤメる。悪しからず。とりあえず、人と、人の心の中心にいる創造主との仲介をする天使は、本当にいて、彼らは、人の意志に反した余計なお世話はしんから、こちらが依頼しないと天使は、助けれないよ、ということを、知ってもらえればいいかなと思って、コレ↑Upしようと思ったんだ。現実がどういう風に物質化するかってことも書いてあるしね?

 何でかって言うとね、自分の否定的(ネガティブ)な思考=感情(エネルギー)で、不幸や病気を物質化(現実)し、長引かせてることを、わかってない人が、まだたくさんいるのかなと思ったもんで。

 実はまたインターネットにUPされた映像、見て、毒気にあたっただよ? 朝、起きたら、歩きづらいほど、足が霜焼けになってた。かかとの上んとこもう凍傷みたい?

 もともと、毒が肉体にまだたまってただろうから、それもあって不自然な寒さと帯電(音の兵器も使われてたのかな?)でそうなったのかもしれないけどね?

 イヤな感じと思いながら何もしないでそのまま見てて、「ネガティブなエネルギーよ、ポジティブに変換して、発信元に戻れ!」とかすれば良かったのかもしれんだけど、こういう場合どうやって言うだっけ?忘れちゃったなとか思いながら、そのまま何もしないで、疲れたなぁどうしょう…ちょっと考えちゃって…寝ちゃったんだ。

 もちろん、自分にそういうネガティブな面があったから、悪影響を受けたんだよね? (今日見た夢は、それを暗示してた。その夢は、否定的な暴言を投げかけて来た誰かなぁ?に、とっさに言葉が出てこず、同調し暴言で応え、悔い、訂正してた。 そんな時でも、否定的=ネガティブな言葉=エネルギーを包み込むようなと言うかチカラのある言葉が、スラスラ出てくるようにならんといかんと思った。そして『力』についてちょっと思った。本物の言葉を使えれば、ここに居ながら、上空の音の兵器衛星も粉砕できるだろうと。)

 ポジティブでいることが最強の防御だもんね?

 否定的(ネガティブ)でいれば、ネガティブな現実しか現れないです。これは、経験者、語るですよ?

 今まで、我が家? あたし? 地獄でしたから?

 自分の思考が物質化(現実)してる。

 ラーメン食べに行こうと思ったから、ラーメン食べてる。そういう風に分かりやすい直球だけじゃない。変化球や、魔球、それにプラス、人々の思考も織り合わさって、物質化するから、わかりにくいかもしれないけど、今が不幸だったり、病気だったりしても、それは、他の人のせいじゃない! 自分の現実は自分の思考なのだから。

 この狂気の世界を終わりにするには、各自が、自分の思考を見直し、ポジティブに変えるしかないです。

 人を裁く心があったもんで、あたし、変化球180°で、霜焼けひどい現実が物質化したのかもしれんね? トホホっ…まだまだだ。

                 草々。 2017.12.20. ウリ.

 

 

 

不当勾留している大阪地検は籠池さんご夫妻を即刻、釈放しなさい!?

 

〒553-8512 大阪市福島区福島1丁目1番60号 大阪中之島合同庁舎

                    (電話:06-4796-2200)

 コレ↓、近日中にはハガキに書いて、大阪地検に出したいと思ってるんだけど、ものすごい小っこい字で書かんとかんなと、書けるかな~ぁ…。

 郵便業務のかたにも読んで貰えたらいいなと思って、ハガキにするんだけど、小っこくて読む気しんし、読んでる暇ないか…。

 

 大阪地方検察庁にお勤めの皆様へ

 

 前略

 籠池ご夫婦を即刻、釈放しなさいっ!?

 あなた方は、公務員だということを自覚しておられますか?

 家庭が貧しくて、お腹がすいて、眠れないお子さんがいる。

 家もない、貯金もない、今迄支給されていたお金が打ち切られ、困っている人達がたくさんいる。

 闇黒勢力の支配下にある権力者の人達の不正で、自然環境は破壊され、全ての生命体が苦しんでいます。

 そんな中で、あなた方は、困っている人達からも、お給料を頂きながら、お蔭でなんも困ることなく、今迄、生活してこれたわけです。あなた方のお給料は、税金ですからね?

 雇い主に言われた仕事をして、貰えるのが、お給料でしょっ?

 良心の呵責は、おありですか?

 とっくの昔に逮捕されるべきじゃないのかなと思う権力者(犯罪者)の人達に、あなた方は追従しているわけですから、あなた方のしておられることは、仕事ではなく、むしろ、犯罪だと思いますよ?

 今迄もよくあったけど逮捕されるようなことじゃなかった件で、籠池さんは逮捕されたけど、その件のお金を、籠池さんは、返しているのだそうですね?

 だから、こんなに長く不当に勾留されるいわれは、全く無いわけです。

 むしろ、森友学園の件に関わった、国(公務員)や政治家や日本会議の人達のほうが、よっぽど、何十倍も、逮捕されるべきだと思いますよ? ご承知だとは思いますけどね?

 兎に角、籠池さんご夫婦を、即刻、釈放してあげなさいっ!?

 釈放しなさいっ!?    草々。

       2017.12.16. シリウス・峠のランプ 大天使ウリエル

 

 (参考)

 今日は、2018年3月7日(水)参考追加します "(-""-)" 。

 籠池さんは、森友の件じゃないことの取り調べで、今も拘置所にいるだよ?

 森友の件では、籠池さんは、安く土地を買った側で、お金を受け取る側じゃない。

ただ申請しただけで、一般庶民なんだよ (カ´・ω・)?

今まではおとがめなしの別件で、こんなに長くダラダラと取り調べを受けるのは異常なだだよ? ( ˘•ω•˘ ) 

 

 森友学園の隣のもっと広い土地は14億円以上もするから、実質224万円で買えた時は嬉しかったと思うけどね?

 

 それで、未だに、籠池さんは、別件で、勾留されてるわ、「森友の件、日本会議と国側の不正犯罪」ウヤムヤだわで、大阪地検の人達は狂人とかしてる(どっぷりマインドコントロールされてる)ので、森友学園のスキャンダルについて詳しく分る中丸薫さんのWorld Report No.221の絵を貼り付けさせて頂くことにしました。

 あんなに元気そうだった籠池さんは、今、車いすなんだそうです。それと、拘置所の皆は普通、看守は一人つくみたいだだけど、籠池さんには三人ついてるとありました。

 籠池さんの奥様の方はご病気とありました。

 籠池さんを、オウムの教祖の麻原さんの二の舞にしてはいけないので、どうかあなた様も、この絵の文章を読んで、大阪地検にアプローチやいいイメージを想像していただけたら嬉しいです。

 

中丸薫さんの WorldReport no.221↓自分のとこにコピーしんと読めんかなぁ…)

f:id:daitenshiurieru:20180307173402j:plain

 2018年3月10日(土)再度追加します。上記ページ↑より下記↓に、転載させて頂きます。(何でかって言うと、速いとこけりをつけんとかんのにこのページ、何か時間かかり過ぎだし変なるだよ (* .*)? )

 ――――――――――――――――――――――――――――――――

 籠池氏に司直の手がのびようとしていた5月某日、大阪府内のホテルの一室で籠池氏は複数社の記者のインタビューに応じた。逮捕されてしまえば、ものは言えなくなる。逮捕される前に「言い残したこと」を語ってもらおうと著述家の菅野完氏がセッティングしたのだ。籠池氏の「最後の弁明」を聞く。

 

――籠池さんが逮捕されるという話が出ている。そうなる前に聞いておかなくてはならないことがいくつもあるので聞かせてほしい。まず、逮捕される覚悟はできているか。

なんで僕が逮捕されないかんのかなって思っているんですよ。

なんで(自分を)貶めるかというと、森友学園の問題の本筋にある国有地の値引き問題は、全部あいつが悪いんやという方向に世論をもっていこうとしているわけ。それってすごくまずいことやないですか。

3通の契約書について言うと、国土交通省に提出していた「23億8000万円」の契約書に、私自身はかかわっていないんです。あれは(設計会社の)キアラ建築研究所機関がやっていたことで、私は主体的にはかかわっていない。たしかに責任の一端はあるかもわからないけど、主犯じゃないことは確かなんです。

■2月の中旬に変更届を出すつもりでいた

――事前にキアラと話し合ったりはしていないのか。

打ち合わせ会議の時にいろんな報告は受けていたけど、ふうん、そうなんかと。言われたように印鑑を押しただけ。だって僕には専門知識がないし、わからないんやもん。キアラには国交省が指導していたと思うけど、僕にはその中身もわからなかった。

ただ、大阪府の私学審議会に提出していた「7億5600万円」は僕が主体的に出したものです。

――そこにはかかわっていた、と。

要は、学校をつくるという時、負債比率を総資産の30%以内に抑えなきゃいけないルールがあるから。寄付金が増えて(総資産が増えて)いけば建築費を高くすることができるという話だった。

――それは大阪府からサジェスション(提案)をうけながら?

もちろんそう。その範囲内で学校建築をやってもらわないかんなあと思っていたから、設計会社(キアラ)や施行業者(藤原工業)には7億5600万円以内でやってほしいと何度も伝えていたんです。ただ、(それでは足りなくなる可能性もあったので)僕は寄付金を増やす努力をせないかんなあと思っていたんです。

――寄付金を集め、総資産が増えた時には「7億5600万円」という数字の変更届を出すつもりでいたと?

もちろんそうです。ことし2月8日以降のドタバタがなければ、2月の中旬にも変更届を出すつもりでいましたよ。

――大阪府が告訴している内容についてうかがいます。実際に、塚本幼稚園ではすでに働いていない職員の名前も補助金申請書の中に出ていたようだが、ご認識は?

それはまあ・・・自分の悪かったところは悪かったと認めないかんと、そう思いますわ。それは、そういうこともあったということは認識しています。

ただ保育士の数でいうと、われわれが求めていた水準に達していない人を採用するわけにはいかなかったのです。

――人数をごまかしていたのではなく、教育者としてのレベルに達していないから採用できなかったと。

そういうことです。資格さえ持っていれば誰でもいいというわけではない。

――結果的にルールを逸脱していたというのは事実だと認める?

それは、おっしゃる通りです。でも一つだけ認識してほしいのは、われわれの学園はそこまでこだわりを持ってやっていたということです。

■「認可申請を取り下げたらチャラになる」

――籠池さんの宿願であった「瑞穂の國 記念小學院」の認可申請を、3月10日、急きょ取り下げた。裏ではどんなことが起きていたのか。

(当時の弁護士で、北浜法律事務所の)酒井康生弁護士が「取り下げないと藤原工業が潰れてしまう」と言ってきたんです。

――「施行業者が潰れる」ということが、認可申請を取り下げる理由になるのか。理屈がよくわからないが。

それプラスね、3通の契約書の問題とかその他の私にふりかかっている諸々の問題について、今(認可申請を)取り下げたら全部チャラになるという趣旨のことを言われたんです。なんとなく、ピンとくるでしょう?

――政治的な取り引きを持ちかけられたということか。

はい、弁護士が僕に。そういう話だった。

――酒井弁護士の背後には政府がいたということか。その酒井弁護士は3月16日に辞任したが、それまでは随所で籠池さんに助言している。

国有地問題の記事が最初に朝日新聞に出たあと、メディア対応の仕方については近畿財務局が「一社ずつ丁寧に応じて下さい」と指南してきた。僕ははじめメディア対応なんか「集団でしたらええのに」と思っていたんだけど「それではいけません。近畿財務局も一社ずつ丁寧にしていますから」ということだった。

――具体的に、指南していたのは近畿財務局の池田靖統括管理官か。 

そう。

――その伝達は携帯電話に直接?

うん、直接。

――酒井弁護士を通じて「しばらく身を隠すように」と指示を出してきたのも近畿財務局だった?

そう。弁護士を通じて、そう指示をしてきた。

――2016年3月11日に敷地内から「新たなゴミ」が出て来たとされた。本当に出て来たのかどうかはともかく、4日後の3月15日に籠池さんは東京に飛び、田村嘉啓・財務省国有財産審理室長と会い、怒り心頭で「あのお方」が侮辱されていると詰めよった。安倍首相と昭恵夫人の存在を財務省の側にほのめかしたわけだが、そういうことがあって、酒井弁護士と近畿財務局、大阪航空局の間で土地値引きの交渉が始まったのだと考えざるをえない。こうした一連の流れをふりかえってみて、籠池さんは「神風」が吹き出したのはいつ頃からだと思うか。

2015年11月に昭恵夫人付の谷査恵子さんからFAXが届いたあたりから、怒涛のごとく吹き始めた・・・そういう印象です。

――同年の9月に昭恵さんが「名誉校長」に就任したことも「神風」に影響したと思うか。

そうそう、FAXの前段階としてそれがあるし、名誉校長になってくれる前から昭恵さんは学園には講演に何度も来られているから。そのことを近畿財務局の人間も知っているから、知っているがゆえに凪がそよ風になり、そよ風が強風になり、「神風」になっていったのでしょう。

――昭恵さんの存在が「神風」の発生装置と思っていいのか。

そりゃそうでしょ。昭恵さんに動いてもらうことで、ぐぐぐっと事が動いていく感覚があった。

――昭恵さんが控室で籠池さんに100万円を渡す時、「一人にさせてごめんね」と言ったと籠池さんは証言した。これが事実であれば、名誉校長になるかを逡巡しているような人の発言ではない。

象徴的な言葉でしょ。これまで私は前面には出てこれなかったけど、いろいろやってくれてありがとう、でもこれからは本当に自分も頑張ってやるからねっていう言葉なんですよ、あれ。実際、それからは2016年6月の土地売買契約まで話がぐんぐんと進展していった。「神風」の効果でしょう。

■「昭恵夫人には値引きの相談もした」

――民進党ヒアリングで、籠池さんは昭恵さんと何度もやりとりをしてきたと話していた。国有地取引についても経緯を報告していたのか。

もちろんしていました。

――値切っているけど安くならない、どうしたらいいかという相談もした?

しました。すると「どなたか間に入ってらっしゃる先生はいるんですか」とおっしゃった。家内が横から「はい、いてはります」と答えていました。

――その話はいつ頃か。

まだ初めの頃ですよ。定期借地の見積もり合わせの時期だったと思う(2015年初頭か)。ただ最初の頃は鴻池祥肇参議院議員)先生も動いてくれていたから…。

――昭恵さんからしたら、さしでがましいことはできないと?

そういうことでしょう。

――しかし鴻池議員ではなかなか事が進展しなかった。

これ以上はちょっと、というところにさしかかっていた。そろそろ次の段階に入らないかんと、なんとなく思っていた時期ですね。

――そこに昭恵さんが「名誉校長」となり、すっとハマってきた。

そういうことになりますね。

――最後、逮捕される前に言っておきたいことは?

まずひとつはね、疑いを持って僕を見てほしくないと思っているんです。結果としてこういうことになってしまっているけど、気持ちとしては本当に純粋にやってきたんでね。今となっては国策捜査の対象になっているけど、そうじゃない時期もあったということです。

もしも政権側と手を握っておったら、ここまではこなかったのかなあという気持ちもある。

3月10日に認可申請を取り下げたところで、この話をすべて終わらせておけば国策捜査はなかったと思う。2年くらいしたら「籠池君よくやったな、助けてあげるよ」という話になったんだと思うんです。

■政権側からはシグナルがあった

――「政権と手を握っておったら」というのは、やっぱり100万円の話を出さなければ、という意味か。

その話を言わざるをえんようになってしまったということ。そこに至るまで、シグナルは2、3回あった。

――シグナルとは?

2月22日、自民党大塚高司・国対副委員長(衆議院議員、大阪8区)が僕のところに来たとき。

――他のシグナルは?

それは・・・言わんとく。

――逮捕されなければ出さないと約束するので話してほしい。

(籠池氏はその後しばらく重く口をつぐんだ。約30分後、ようやく口を開いた)3月15日、昭恵夫人から電話がありました。

――どんなやりとりを?

「かなり我慢をしてやってきましたのに、なんでこないなったんですか」と私が申し上げると「すみません、すみません、主人の意向なので」と

私は「もう、あのことも言わざるをえんようになりました」と申し上げました。昭恵夫人が「あのこととは?」とおっしゃるので、「100万円のことです」と返しました。

――その時の昭恵さんの反応は?

「ああ・・・」と。沈黙されてました。

――否定はしなかった?

ないですよ。

――覚えていないとは?

ないない、そんなん。

――他には?

昭恵夫人は「こういうことになるとは私は思わなかった、わからなかったんです」とおっしゃっていた。私は「わかりました、これが最後です、失礼します」と言って電話をきりました。

――その場にいたのは?

家内の携帯にかかってきたのを私がとって話をしましたので、隣には家内がいました。車の運転席には長男がいました。

(筆者注)籠池氏は3月16日、参議院予算委員会のメンバーが「瑞穂の國 記念小學院」を視察に訪れた際に、「安倍晋三首相からの寄付金100万円を昭恵夫人から頂戴した」という話をぶちまけた。3月23日の証人喚問でも籠池氏は100万円寄付の話をしたが、昭恵さんは同日フェイスブックでこれを否定した

■良い社会国家を作っていってほしい

100万円の話は急に出すと信義に反するでしょう。頂戴したものやからね。安倍首相が何かのときに「褒められる話だ」ということをおっしゃっていたけど、その通りですね。これはきちっと仁義をきっとかなあかんなあと思っていたから(電話がかかってきたのは)ちょうどよかった。

――100万円の話を明かしたことで結果的に政権と手を握る選択肢を取らなかったわけだが、その判断をどう受け止めているか。

僕は何も劇場型にしたかったわけではなく、国民の方々に真実を知っていただきたかっただけ。今、歴史的にうごめいているものがある。自分の目でしっかり事実を確認して、次の世代のために良い社会国家を作っていってほしいという、その一点だけです。

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